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亡くなった人の写真について
●亡くなった人の小型の写真を仏壇に飾っておきますが、決別するためにも1年くらいたったら取り去るのが正しい、と聞きましたが本当でしょうか? ●もしそうだとしたら、遺影(黒枠)でなく、思い出として元気な写真を仏壇でない所に飾っておくことは、良いのでしょうか? ●外国では亡くなった人の写真については、どんなしきたりになっていますか? よろしくお願いします。
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専門家ではないので、参考程度にしていただければと思います。 神道やキリスト教、その他新興宗教のことは存じませんが、少なくとも仏教には「一年たったら写真を片づけろ」というようなしきたりはないと思います。 私の祖母も以前、親戚の方から「あまり長いこと写真を飾っておくと、亡くなった方があの世に行けずに迷ってしまうよ」と言われたことがあるそうです。 でもそれは、「いつまでも亡くなった人のことをくよくよ思っていても仕方がない、これからの人生を前向きに生きていきなさい」という方便であったと思います。 ですから、写真を一年たったら片づけてしまうことが正しいとか正しくないとかではなく、あくまで気持ちの問題なのだと思います。写真を片づけてしまうことでさらに悲しみが深くなるのであれば、片づける意味はないと思います。 遺影というのは亡き人を偲ぶものだと思います。亡き人の写真を見ることで、少しでも「まだ傍にいてくれる」と思えることが支えとなって、徐々に悲しみを癒していく、そのためにあるのだと思います。それを、「さあ、一年たったから片づけましょう」と言ったところで、気持ちの整理ができていない人には却ってつらくなってしまうと思うのです。 また逆に、写真を片づけることで気持ちの整理がつく人もいると思います。写真をすべて片づけてしまって、思い出は胸の中だけにして、気持ちを新たにして生活いくというのも選択肢の一つであると思います。 ちなみに我が家では、祖母、叔母の遺影(といってもスナップ写真ですが)を、もう何年も飾ってあります。仏壇の傍とテレビの上とにありますが、私は写真の前を通る時は、必ず片手を上げて「ども」と挨拶します。 そこに祖母も叔母もいると思っているからです。
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