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To ~ で始まるセンテンス
英文の本を読んでいてたまに気になるのですが、To~で始まる文章にはどんなニュアンスなんでしょうか?例えばですが To legislate against them would be to endanger most of our freedoms. 自分の解釈の訳では「彼らを規制することは私たちの多くの自由を脅かすものになるだろう。」ですが、それだけで合っていますでしょうか? また、なぜここでは Legislating against~ ではないのでしょうか? よろしくお願いします。m(__)m
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>また、なぜここでは Legislating against~ ではないのでしょうか? ○ 主語、目的語、補語の働きをする動名詞は「過去のこと」や「すでに行っている最中のこと」を表します。 (1) My hobby is collecting stamps.(○) (2) My hobby is to collect stamps.(×) ○ 主語、目的語、補語の働きをする不定詞は「未来のこと」を表すことが多いですね。 (3) My dream is being a soccer player.(×) (4) My dream is to be a soccer player.(○) ○ お尋ねの英文の中では、「would be」が「仮定法」の帰結節を、そして「to legislate」が条件節の働きをしています。 ○ 「もし~すれば」という意味を表す条件節の中で「過去」を表すことが多い「動名詞」を用いることは、普通はないであろうと思われます。
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- Parismadam
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こんにちは。3/4のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <To~で始まる文章にはどんなニュアンスなんでしょうか?> 1.不定詞のtoということであれば、To~で始まる文章のtoの用法は、名詞的用法、副詞的用法が考えられます。 2.名詞的用法なら「~すること」と言う名詞句で主語になると考えられます。 3.副詞的用法なら、「~するために」という目的、「~すれば」という独立副詞句が考えられますが、どちらも別途、主節が必要です。 例: To tell the truth, he is innocent. 「本当のことを言えば、彼は無実だ」(独立副詞句) ご質問2: <「彼らを規制することは私たちの多くの自由を脅かすものになるだろう。」ですが、それだけで合っていますでしょうか?> 合っています。後は、和訳のテクニック次第です。 1.ご質問文のto不定詞は、上記の2の名詞的用法として、主語になっている用法です。従って、ご質問にある和訳「彼らを規制することは」という名詞的な訳で合っています。 2.ただ、この文のポイントは助動詞wouldにあります。 このwouldは仮定法過去の帰結で使われる、婉曲用法の推量表現になります。 3.つまり、「実際はそうではないが、仮に~だとしたら、そうなるだろう」という、現在の事実と異なることを仮定して述べた文だとういうことです。 4.そのニュアンスがwould一語に表われています。つまり、If節などの条件節は見当たりませんが、文のどこかに、その条件の意味が隠されています。 ご質問文では、主語にその仮定条件の意味が隠されているのです。その仮定のニュアンスを的確に表すのが、和訳のテクニックになります。 5.ここでは主語の名詞節を「仮定のニュアンスを出す副詞表現」で和訳すると、きれいな訳に仕上がります。つまり、If節のように訳すといいということです。 例: To legislate against them would be to~ 「彼らを規制することは~になるだろう。」 =If we legislated against them, it would be to~ 「彼らを規制したら、~になるだろう。」 If節の時制は仮定法過去になり、主節のitはIf節全体を受けています。 6.ご質問文のように、助動詞だけで仮定のニュアンスを想像させる文はいたるところにあり、その仮定は主語に込められている場合もあれば、副詞に込められている場合もあります。 例: She would succeed. =If it were she, she would succeed. 「彼女だったら、合格するだろうに」 主語Sheに仮定の意味が込められています。 I could go tomorrow. =I could go if it were tomorrow. 「明日だったら、行けるだろうに」 副詞tomorrowに仮定の意味が込められています。 ご質問2: <なぜここでは Legislating against~ ではないのでしょうか?> To不定詞で未来志向を示したいからです。 1.Legislating against~は動名詞の用法になります。動名詞として主語になりますから、これを使っても文法的に間違いにはなりません。 仮定法を示すwouldの意向を含めて、仮定的に訳出することもできます。 2.ただ、to不定詞には、「これから~する」という未来志向があるため、まだ実際に起こっていないことを仮定する場合は、To不定詞を使う方が、理解し易いのです。 3.独立副詞句のto不定詞の用法を組んでいる、とも言えます。 例: To be honest, I told a lie. 「正直に言うと、嘘をついてた」 この独立副詞句の用法のto不定詞も、「これから正直に言う」という、未来志向を含んでいます。 以上ご参考までに。
お礼
前回に続き、とてもご丁寧なご回答どうもありがとうございます。 To不定詞の名詞的用法、副詞的用法、大変参考になりました。 また、仮定法過去の説明もありがとうございます。 今後の自分の英語に役立たせていただきたいと思います。
- litsa1234
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「それらを禁止する法律を制定すれば、私たちの多くの自由を脅かすものになるだろう。」ということですね。まだ現実化されていない状況を表しています。 参考まで。
お礼
お返事遅くなり大変申し訳ありません。 実現化されたない状況、やはり未来のことを意味する用法なのですね。参考になります。ありがとうございます。
- NooGarde
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「それら?を規制(制限)する法律を制定することは私たちの自由の大半を危険にさらすことになるだろう。」 >To legislate against them この文では「もし規制すれば」のような仮定法過去を表す。 このほかの文ではTo~で「~すれば」のような未来志向の意味も出せる。
お礼
返事が遅くなり大変申し訳ありません。 なるほど、Toでは仮定法過去、未来志向の意味が含まれているのですね。参考になりました、ありがとうございます。
お礼
お返事遅くなりすみません。 動名詞と不定詞の違いが大変よくわかりました。わかりやすい解説どうもありがとうございました。