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soaking wetについて
He came in the house soaking wet from the rain. 彼は雨でびしょぬれになって家に入ってきた。 という文があるのですが、文法的にどうなっているのか分かりません。 自分の知る限りの文法知識では、「彼は雨でびしょぬれになった家に入ってきた」 というおかしな訳になってしまいます。よろしくお願いします。
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(1) soaking wet の soaking は、形は”動詞+ing”で、現在分詞生まれの形容詞(「ずぶぬれの」)の形をしていますが、後ろに形容詞wetを取り副詞的(「ずぶぬれに」の意味)に用いられています。soaking wetの2語で一緒になってよく用いられて、「ずぶぬれの」の意味です。 このsoakingと同じように副詞的に用いられる-ing形は、他に、『ウィズダム英和辞典』(第2版)から引用すると、 ・ burning hotで「燃える[焼ける]ように暑い」、 (副詞的に《》「燃える[焼ける]ように」、 [例文] It was a burning hot day in August. 8月の燃えるように暑い日だった。) ・ freezing coldで「凍るほど冷たい」 (《副詞的に》凍るように、 [例文] be freezing cold 凍るほど冷たい。) きっと、それぞれ「副詞+形容詞」の形、soakingly wet、burningly hot、freezingly coldよりも直裁・シンプルで、引き締まっていて落ち着きがいいように響きますね。 (2) from the rainの部分は、cameではなく、 ”(soaking) wet” を修飾しています。つまり、「雨で、雨が原因で」ずぶぬれになって(いる)、わけです。 この点は、同じく、『ウィズダム英和辞典』(第2版)の形容詞wetの項に、 「( …で/…のために」 濡れた, 湿った 《with/from》 (⇔dry) [例文] His hair was soaking [dripping, sopping] wet from the rain. (彼の髪は雨でびしょびしょだった。)」 と載っています。 この《》内にfrom があり、例文も件のものと近くたまたまsoaking wetが使われています。 (3) He came …(soaking) wet from the rain. の “came …wet”「濡れた状態で帰ってきた」というところの解釈は、」ご回答#5の方の解説でもいいと思いますが、 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2868941.html)のご回答が参考になります。ご回答#2の方は次の2つの考え方を挙げています。 (あ)本来は SVC でないものを,C に近いものとして,擬似補語とか,準補語などと呼ぶ場合があります。 marry young「若くして結婚する die happy「幸せな状態で死ぬ」 (い)being を補って,being tired のように考えることもできます。 (ただし,主語は he で共通していますので…通常の分詞構文です) 感覚的に私は上の(あ)がぴったり来ます。 (4) コンマ有り無しの問題については、件の文のようにcameの後に補語のように形容詞が来る場合には、カンマはないのがむしろ普通のようです。 上で挙げた(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2868941.html)の例文: One night he came home very tired and sad. (訳:ある晩彼は、すっかり疲れ憂うつになってかえってきた。) もカンマはありません。
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- KappNets
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No2です。わからないと言われるのは、 "Soaking wet, six in the morning with a flaming sword in your hand. They're getting their money's worth, believe me." の例ですか? 私は文法の議論は苦手ですが、例えば "Tired," とか、"Ready to go," とか、 "Joyful," とか、"Delighted," とか、形容詞をいきなり文頭に持ってくることはよくあるのではありませんか? 探してみると文法的な説明は http://jp.englishbaby.com/lessons/4385/member_submitted/adject%C4%B0ves_:pos%C4%B0t%C4%B0on_%C4%B0n_a_sentence の項目4(下の方)にあります。
お礼
回答ありがとうございます。 よくあるんですか、やはり私は勉強不足ですね。 文法の説明探してくださってありがとうございます。 ただ、リンク先で interpolated adjectives must also be separated from the rest of the sentence by commas. と説明されているので、項目4については違う用法のようです。 とはいえ他の項目で説明されているかもしれませんね。
- KappNets
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この場合の soaking wet で「ずぶぬれで」という意味になっています。熟語として理解するのがよいと思います。「We arrived home soaking wet.」などと言います。soaking wet を単に soaking としても同じ意味になります。どうしても文法的に言うとすれば soaking も wet も形容詞と思います。 応用として「soaking-wet hair」は「びしょ濡れの髪」です。
お礼
回答ありがとうございます。 soakがwetとセットになりえるのは、soakingを副詞的に扱えるので(特殊な例)、 wetという形容詞を修飾できるから、というのが辞書の説明です。 つまり、もしsoaking wetをセットで扱うとしたら、形容詞句ということにならないでしょうか。 ですので、以下の英辞郎での検索結果でも、 soaking-wet hair, become soaking wet, get soaking wetは 理解できるのですが、"Soaking wet, ~"は分かりません。 http://eow.alc.co.jp/soaking%20wet/UTF-8/?ref=sa 形容詞(句)をこのように単独で用いる用法もあると分かれば問題解決なのですが、 私はこのような文法を知らないのです(基本的なことであればお恥ずかしい限りですが)。 一応、文法書はForestしか持ってないのでそれは確認しましたが、やはり分かりません。
- seegrammar
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カンマが抜け落ちてますね。省略されてます。 He came in the house, soaking wet from the rain. カンマ無しでも意味が通るので省略したのでしょうか。 通常はカンマ付です。 soaking の主語が he で 家に入ってきたときの彼の状態を表現できます。
お礼
回答ありがとうございます。 これはコズミカ英和の例文なのですが、今確認してもやはりカンマは使われていません。 ただ、コズミカ英和の誤植である可能性はあるかもしれませんね。 カンマがあるとしたら、やはりsoakの分詞構文でしょうか。 だとしたら、なぜ形容詞のwetを伴うことができるのかよく分かりません。
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お礼
回答ありがとうございます。 #5,9の方の解釈に関して、答えであるような気がしながらも、 やはり#4の方の回答にあったhe came home wetが引っかかっていたので、 fwkk8769さんの解釈はとても自分の中でかっちりはまりました。 また、私も辞書で(1)のsoaking wetについては心得ていたものの、 他の二例は知らなかったので参考になりました。とても素敵な表現ですね。