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借家人の権利について
私の実家の両親は築40年の町営アパートに40年住んでいるのですが、 最近役所のほうから老朽化を理由に転居をするよう申し入れてきている らしいんです。 両親はもう年で引っ越しても大変だから何とかそのまま住みたいと言っていますが、役所のほうは引越し費用は出すからとか転居先は探してあげるからと言って何回も説得にきているみたいです。 ちなみにこのアパートにはほかにも低所得者や高齢者がほかに8世帯ほど残っており、ここも同様の申し入れがあっているようです。 借家人の権利としてこのまま住み続けることはできるんでしょうか? なにかアドバイスできることがあったら教えていただきたいんですが。
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【立ち退き】 建物が老朽化して倒壊の恐れがある時は、 役所の立ち退きを迫る理由になりますので、 いずれは立ち退きになるでしょう。交渉が難航した時は、 数年後になるか、今年中になるかはわかりませんが、 最終的には裁判所に判断をゆだねることになるでしょう。 【準備】 役所が交渉に来ても、両親が高齢だからといって断り、 交渉に入らなくても、立ち退きのための準備だけは 進めて置かれる事がいいでしょう。 その準備とは、現在のところから引っ越すと 家賃がどれくらいかかるか、権利金、敷金はいくらか、 引越しをするのに幾らかかるかなどを調べておきましょう。 また、役所からどれだけの金額が出るかも 先に引越しをされた方に聞いておくことも必要です。 【交渉】 準備を十分しておいて、役所が交渉のテーブルに着く事を 迫ってきたら、相手の話をしっかり聞いて、 こちらの要望を伝えましょう。 条件がかなり厳しかったら、一旦断るのもいいでしょう。 何度も交渉していますと、相手もある程度の好条件を出します。 【費用】 役所からもらうべき費用は次のとおりです。 名目は違いがあるかもしてませんが、大体同じです。 移転費用(引越し代等) 移転雑費(電話などの工事代金) 工作物補償(部屋の中の工作物) 準備をしておいて、交渉して下さい。 準備不足ですと相手のペースになってしまいます。
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- 6dou_rinne
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借家人には無条件で住む権利があるわけではありません。 質問の場合は老朽化が理由のようですが、実際に老朽化しており危険があったり管理に手間がかかるようなら、立退き料や代わりの住居の面倒まで見てくれるようですからなにがなんでも嫌だと突っぱねるわけにはいかないでしょう。 もし本当に老朽化しているのにいやだと立ち退かずに地震でもあって倒壊しても納得できるのでしょうか。 話し合ってやむを得ない場合は立ち退くしかないでしょう。
お礼
そうですね。絶対の権利ではないですよね。 その辺のことも十分確認して話し合いします。 ありがとうございました。
お礼
詳しく教えて頂いて大変ありがとうございます。 準備しておく内容が大体わかりましたので、状況を両親に確認しながら先方と交渉できるよう頑張ります。