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知らない人とは一定の距離をとる法則について

以前人間は知らない人とはある一定の距離を取りたがるという話を きいたのですが、法則の名前や詳細をご存じないでしょうか? 可能であれば、それが習性なのか、それとも文化的な面から生じたものなのか教えていただけると助かります。 京都鴨川の等間隔の法則もこの例の一つでは、と思っているのですが…。 よろしくお願いします。

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  • Diogenesis
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回答No.5

ある人が他の人との間に取る距離は対人距離と呼ばれ, 非言語コミュニケーションの一種と見なされています。 対人距離は文化や社会規範,態度(好悪や信疑)や関係の親密さなどで規定されると同時に, パーソナリティや精神病理によっても影響を受けることが知られています。 パーソナルスペース(personal space;個人空間)とは 個人の身体を取り巻くように存在し, 身体の移動に伴って移動する緩衝空間を指す概念で, R. ソマーという心理学者によって提唱されました。 これとは別に, 社会人類学者のE.T.ホールは人間の空間行動の一般理論を目指して プロクセミックス(proxemics;近接学)という研究を提唱しています。 御質問の「知らない人とは一定の距離をとる法則」というのは, ホールが提唱した以下の4つの空間帯のことを指しているような気がします。  1.密接距離(~45cm):家族,恋人との親密な交流  2.個体距離(45~120cm):友人,知人との通常の個人的交流  3.社会距離(120~360cm):商談など,社会的役割関係上の交渉  4.公衆距離(360cm~):講演など,多人数に向けての働きかけ ただし,上の数値は北米文化圏での観察に基づいたものであり, 文化によって数値は異なること, またそのことが異文化間摩擦の1つの要因となっていることが指摘されています。 詳しくは下記の文献にあたってみてください。 ●かくれた次元  エドワード・ホール(著)/日高敏隆,佐藤信行(訳)  みすず書房  http://www.msz.co.jp/book/detail/00463.html

その他の回答 (4)

回答No.4

う~ん、パーソナルスペースは本人の持つ距離は一定ですが、鴨川の場合は混んでるときは間隔が狭まるので少し違う気がするんですが… ここから先は学問から離れたコメントとなります^^; 多分あとから入った人が両サイドから偏りなく、同じ距離を保ちたいという心理が働いてると思います。(要は真ん中に入りたい心理) カップル同士の会話なので、二人の世界に入りたいことが関係するんだと思います。

noname#209756
noname#209756
回答No.3

共産主義、共有するなど、成熟したものです。意識的にはかなりいろいろしったものだと思います。しかし、ユング心理学でもろんじられているかもと思います。知らない人は知らない人。江戸時代でも三井高利などの商法もやがてそこまでだった気がします。やはり最近強いユーロなどローカリズムというように詳しい情報得るのは外の人は無理ということでしょう。

  • sprr
  • ベストアンサー率36% (21/57)
回答No.2

 パーソナルスペースで合っていると思います。 これは、その人の数十センチ前を中心として手の長さ程度の半径に ほぼ円状に広がるエリアで、 ヒトはこの空間に他人が入ってくるのを本能的に嫌う性質をもっています。 正確にはその生物的な本能に文化的な面も加わっているんでしょうね。 鴨川もそうですし、分かりやすいのはある程度すいている時の電車の座席で一つずつ空けて座ろうとする公道や、 男子トイレでやはり隣と一つ飛ばしで使いたがったり、一番端を使いたがったりすることでしょうか。(笑) 探すと色々出てきて面白いですよ。

  • hunaskin
  • ベストアンサー率30% (1854/6060)
回答No.1

パーソナルスペース、でしょうか。 これは人間以外の動物にも見られる本能的な感覚でもあるし、文化やその他の事情によって変化するものでもあるので 習性であり文化的なものでもある、ということになります。 下記リンク先はPDFです。 http://www.lib.u-bunkyo.ac.jp/kiyo/2005/kyukiyo/nose.pdf

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