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自己受け為替手形と自己あて為替手形の意味を教えてください
現在、簿記3級の勉強をしております。 その中でどうしてもわからないので教えていただきたいことがあります。 自己受け為替手形のついて、私の使っている本では 「A商店に商品10000円を売り渡し、代金は当店振り出し、当店受け取りの為替手形を振り出し、A商店の引き受けを得た。」 という例が出ています。 「当店」というのは「A商店」ではなくてこちら側をさしているのですよね? だとすれば、なぜこんな事があるのでしょうか? 手形振出人と受取人が同じ、ということですよね? ということは、つまり、名あて人がA商店だということですか? なぜA商店に約束手形を振り出してもらわずに、為替手形でやるのかがわかりません。 また自己あて為替手形に関しては、例の意味はわかるのですが、なぜ為替手形である必要があるのかわかりません。 約束手形でも同じ気がするのですが・・・。 手形というものがどういった意味をもつのかいまいちわかっていないからこそこんな質問をしてしまうのかもしれませんが、教えてください。 お願いします。
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まず、受験的には、自己受け為替手形は約束手形の受領と同じ処理、自己宛は約束手形の振り出しとだけ知っておけばいいです。つまり、kotokotokotoさんの認識で受験上は問題ないと思います。 さらに、世の中に存在する手形の多くは、約束手形であり、為替手形は少ないと思います。 と、前置きをした上で、お答えいたしますが、 まず、手形というのは、名宛人(約束手形の場合は振出人)が一定の金額を将来の一定の期日に、手形の受取人に支払うように依頼した証券であり、換金性があります。つまり売掛金との最大の差は、これを銀行にもっていくと、利息を差し引いて現金化することができるところにあります。 そしてこれを通じた取引は、手形法によって保護され、手形を使用したものは、期日までに支払えないことが短期間に何回かあると、今後、銀行と取引ができなくなるようなペナルティを受けます。 ようするに、手形を発行できるのはまじめに取引を行っている商人であり、選ばれし者ということです(少し言い過ぎかもしれませんが、こんなイメージを持っていると、役立つかもしれません)。 では、個別に回答していきますが、自己受為替手形を発行するような場合は、当商店が、A商店へ売掛金を有しているような場合、それを現金化したいと思うことがあると思います。そこで、A商店にお願いして為替手形を引き受けてもらうことによって、売掛金を受取手形に換えてそれを銀行に持っていくと現金を受け取れます。 次に自己宛為替手形の場合ですが、これは、当商店が支店を持っているような場合には有益かなと思います。具体的には、支店が購入した商品の代金を本店に負担してもらうような場合に、当商店(支店)振出当商店(本店)宛てA商店受取の手形を振り出すような場合が考えられます。
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- karz01
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自己受け 売掛金 売上 10000 売掛金自体には期限がありません。 早く回収したくても相手の都合により回収できない場合も出てきます。 そこで自己受為替手形(振出も受取も自社)を振出します。 受取手形(期限有り) 売掛金(期限無し) 10000 詳しくはこちらをどうぞ http://www.get-boki.com/archives/27/32/000059.html
お礼
ありがとうございます。 こんなページがあったとは!! 非常にわかりやすく書いてあり、よくわかりました。 ありがとうございました。
お礼
ご丁寧な説明をいただき、ありがとうございます。 理解不能だったところがよくわかりました。 今は3級を受験しようと思って勉強していますが、知識はできるだけつけたいので、非常に勉強になりました。 しかも、自己受けあるいは自己あての為替手形は、実際にはあまりないということですね。 それもわかり、つっかえていたものが取れた感じになりました。 ありがとうございました。