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難しい長文解釈!
いつもお世話になっています。以下2点質問があります。 1つ目 In Japan, most managers favor sharing offices to ensure that information is shared, so that each knows what is happening in the others' areas of responsibility. 和訳「日本ではたいていの経営者は共有オフィスを好む。それは他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれが分かるように情報共有することを確かなものにするためである。」 通例、so thatは 「,so that 」は結果、「so that S 助動詞」は目 的のように学習します(もちろん例外はよく見かけますが)。質問はこの文がなぜ結果ではなく目的の意味をとっているのかということです。つまり、結果でもなんとなく意味が通ってしまうということです。 「日本ではたいていの経営者は、情報共有することを確かなものにするために共有オフィスを好む。結果それぞれが他人の責任領域で何が起こったのかを分かるのである。」 自分でも理解しているつもりなのですが、なんとなくスッキリしません。どなたか論理的にお教えいただきたいです。 2つ目 Your failure is nothing to get (1. exciting 2. excited 3. exciting at 4. excited about) 答えは4なのですが考え方を教えてください。 上記2点ですが、どちらか一方でもいいのでお願いします。
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まず、so that 以下がどこにかかるかと、目的・結果の違いは関係ありません。 結果の場合、日本語の順番上、訳し方によって、かかり具合があいまいになるというだけです。 どこにかかるかは、英語の構造分析、文脈理解によるもので、今回は information is shared にかかると思われます。 目的だと「~わかるように情報共有する」 結果だと「情報共有する結果、~がわかる」 結果の場合、「情報共有し、その結果他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれがわかることを確かにするために」 と訳せばいいのだと思います。 これだとややこなれていないので、 「日本ではたいていの経営者は、情報共有することを確かなものにするために共有オフィスを好む。結果それぞれが他人の責任領域で何が起こったのかを分かるのである。」 としましょう。 すると、かかり具合があいまいになり、前文全体にかかっていると取られかねない、そこで、目的のように訳すことで自然な日本語になり、かかり具合も明確になる道を選んだのだと思います。 あと、 目的だと「~わかるように情報共有する」 結果だと「情報共有する結果、~がわかる」 にそれほどの違いはないということです。 結果であっても、「(その結果)わかることになるように~」と訳すことも可能なのです。 たとえば、不定詞の習いたての時期に I went to the library to study English. を 「私は英語を勉強するために図書館へ行った」と習うでしょう。 これを「私は図書館へ行って英語を勉強した」とすると、意味が違うと感じる人が多いと思います。 前者の場合、実際に勉強したかどうか不明だけど、後者だと実際に勉強したことになると思うでしょう。 しかし、この英語は後に特殊な事情が続かない限り、「行った」ことが成就されるとともに、「勉強した」ことも達成されているのです。 went の方が主たる動詞となる、という点はおさえるべきですが、 英語の流れからいっても、「図書館へ行って勉強した」で問題ないのです。 目的だと未達成の可能性があり、結果だと必ず達成という違いというのは多くの場合気にしなくてもいいと思います。 目的で書かれたものでも、普通は達成されていると考えていいのです。 今回の文の場合、information is shared 自体、to ensure that に続いているため、 「情報共有することを確かにするため」となるので、 結果として訳しても「情報共有する」ことは達成されているとは言えません。そのことが話をややこしくしているのかもしれません。 また、to ensure の部分も「~するために」となるため、so that を目的と訳すと「ため」がダブるので、「好む。それは~ように~するためである」という訳し方をしています。 結局、「日本ではたいていの経営者は、情報共有し、その結果他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれがわかることを確かにするために、共有オフィスを好むのである」 とするのがもっともいいと思います。 「ために」がダブらずにすみ、so that の後にコンマがあることを意識して結果としての訳になっています。 結論が間延びしてしまいましたが、コンマがあることからも「結果」でいいと思います。 しかし、結果でも「(その結果)~するように」という形で目的であるかのように訳すことも可能であり、「達成・未達成」を気にして、区別しなくてもいいと思います。
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- taked4700
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こんにちは。taked4700と言います。 No.8で、wind-sky-windさんが書かれている次のことは、自分もよく感じます。 >たとえば、不定詞の習いたての時期に I went to the library to study English. を 「私は英語を勉強するために図書館へ行った」と習うでしょう。 これを「私は図書館へ行って英語を勉強した」とすると、意味が違うと感じる人が多いと思います。 前者の場合、実際に勉強したかどうか不明だけど、後者だと実際に勉強したことになると思うでしょう。 しかし、この英語は後に特殊な事情が続かない限り、「行った」ことが成就されるとともに、「勉強した」ことも達成されているのです。 「~することを提案する」とか「示唆する」という時、目的語にto不定詞を取らないのは、その提案をしている人自体は、必ずしもやる意向がないからとか、単に考慮の材料として提案しているからと、自分は説明するのですが、いわゆる生徒学生向けの文法書でそういう解説を見ることはないと思います。それと同じことで、今回、wind-sky-windさんが指摘されていることはいわゆる学校文法に抜けている部分だと思います。
- sceptic
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1つ目の質問についてコメントさせてください。 質問者さんが書かれている以下の点が実情に合いません。 >つまり、結果でもなんとなく意味が通ってしまうということです。 > >「日本ではたいていの経営者は、情報共有することを確かなものに >するために共有オフィスを好む。結果それぞれが他人の責任領域で >何が起こったのかを分かるのである。」 会社勤めされた経験がないと分からないかもしれませんが、オフィスは共有していても他人のしていることはほとんど分からないのが現実です。机を並べて仕事をしている人の作業状況すら把握するのは難しいものです。 目的の意味で現在形が使われる例は参考書で見つかります。 1) "Practical English Usage" I'm going to make an early start so that I don't (or won't) get stuck in the traffic. 2) 「ロイヤル英文法」 For Zazen it is necessary to sit with a straight back in a cross-legged position so that both knees touch the floor.
- googoo1956
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>質問はこの文がなぜ結果ではなく目的の意味をとっているのかということです。 ○ まず考えなければならない問題は「この日本語はどなたが訳されたものなのか」ということです。 ○ 参考書か問題集の模範訳でしょうか。学校の先生でしょうか。それともお知り合いのNativeでしょうか。どなたの訳にしても、「絶対に間違っていない」ということはあり得ません。「この日本語訳が正しい」という前提からスタートすると、出口のない迷路に迷い込んでしまうかもしれません。 ○ 「so that ~」が「目的」を表すのか「結果」を表すのかを判断するには、質問者の方が指摘されているように、一般的には次の2つの手段があります。 (1) 「so that」の前に「,」がある場合には「結果」 (2) 「so that」の後に「助動詞(will, can, may)」が続けば「目的」、「直説法(現在・過去)」が続けば「結果」 ○ お尋ねの英文では「so that」の後に「knows」という現在形が使われています。「knows」という形はあくまで「現在の状況」を表すものであり「未来」を表すことは決してありません。 ○ 目的の対象となるものは、普通に考えれば「現時点では達成されていないこと」となります。したがって「目的」を表したければ「will」が必要となります。(「may」や「can」にも、使い方によっては「未来」的な意味合いが含まれることがあるのは、説明するまでもないことですね。) ○ したがって、前に「,」をつけずに「so that each 【will know】 what is happening in the others' areas of responsibility.」となっていれば「目的」と判断できますが、問題の英文はこれとは全く反対の構造を持った英文です。 ○ お尋ねの英文は、上記の(1)と(2)から判断すると、質問者の方が言われているように「目的」ではなくて「結果」と理解すべきでしょう。 >Your failure is nothing to get excited about. ○ 次のように考えてください。 Your failure is nothing ( for you ) to get excited about. ○ 「to get excited about」は前の「nothing」にかかる形容詞的用法の不定詞です。前に補った「for you」が意味上の主語で、「(あなたの失敗は)あなたがやっきになるようなものではない。」という意味です。 ○ 「you」=「get excited about ( your failure)」と考えると理解の助けになるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 皆様の意見をふまえた結果、こう考えました。 目的用法の場合、make sure以下にかけている。 結果用法の場合、前文全てにかかっている。 よって簡単に表現すると、 「それぞれが理解する⇒ために情報共有している」 もしくは 「~を好む ⇒その結果、それぞれが理解する」 これを比べれば、やはり目的で訳す方が論理的であると思われます。 このように判断したのですがいかがですか?
あまり難しくかんがえないほうが良いです。 もとの意味で考えますと、 so that のsoは副詞。thatは接続詞です。 もともとsoは、結果としてつなぎによく使いますよね。 「だから~」「それで~」というときに ですから、基本的には「結果」としてよく使う言葉で、so thatという意味はもともとそこに根源があるというのは確かだろうと思います。 ですから助動詞canなんかがが入ると、目的性が強まるわけです。 この場合には「・・・である。結果、・・・できる」が直訳ですが、 「~をするのは、・・・するためである」と解釈できますね。これで「目的」とされているわけです。 ですから、「結果」はもともと「目的」と共有することができる「部分」があるので、so that表現でも、ときたま目的として解釈しうるということです。 あなた様の文章では、どちらかが適切か。やはり日本語訳ということでは文脈をふまえざるをえません。この場合、たぶん教師なら、どちらでも正解にするんじゃないかと思います。 でもやはりto ensure that information is sharedという表現がひじょうに「目的」を強めるものだと思います。ですから、あなたの二つ目に出した訳例も結局、全体としては「目的」を説明しています。
お礼
回答ありがとうございます。 >>ですから、「結果」はもともと「目的」と共有することができる「部分」があるので、so that表現でも、ときたま目的として解釈しうるということです。 その通りだと感じました。このように考えましたがいかがでしょうか。 目的用法の場合、make sure以下にかけている。 結果用法の場合、前文全てにかかっている。 よって簡単に表現すると、 「それぞれが理解する⇒ために情報共有している」 もしくは 「~を好む ⇒その結果、それぞれが理解する」 これを比べれば、やはり目的で訳す方が論理的であると思われます。
- Parismadam
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こんにちは。お久しぶりです。10/18のご質問ではお返事を有難うございました。 ご質問1: <質問はこの文がなぜ結果ではなく目的の意味をとっているのかということです。> 情報共有することによる結果ではなく、その目的を明確にしたいからです。 1.A so that Bは、「Aの結果Bする」の訳ではB=結果となり、「BするためにAする」ではB=目的になります。 どちらの意味で訳すかは、主観や文脈により判断します。 2.B=「結果」で訳す場合は、主節の内容が「必然的に」結果を導く場合に使われます。 例: You studied so hard that you passed the exams. 「一生懸命勉強したので、試験に合格した」 3.B=「目的」の用法は、結果を導くための「未然の」要素で、必ずしもそれが実現するとは限りません。 例: You study so hard that you can pass the exams. 「試験に合格できるよう一生懸命勉強した」 4.ご質問文は、文脈からの判断して、「目的」の用法が適切となります。理由は以下の通りです。 (1)ここでA so that Bの結果A、目的Bにあたるのはそれぞれ A:information is shared「情報共有すること」 B:each~responsibility「他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれが分かること」 になります。 (2)結果・目的の用法で意味を考えると以下のように訳出されます。 1)結果の訳: 「情報共有すること」で結果的に「他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれが分かる」 2)目的の訳: 「他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれが分かる」ように「情報共有する」 (3)この場合、「情報共有すること」が『必然的に』「他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれが分かる」という結果をもたらすわけではありません。 「他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれが分かる」という『未必の目標』のために「情報共有する」という形をとります。 従って、ここでは「目的」の訳出で後ろから訳し上げるのが適切と判断されるのです。 5.なお、ご質問文にある2つの和訳は意味はそれぞれ異なります。 (1)「日本ではたいていの経営者は共有オフィスを好む。それは他人の責任領域で何が起こったのかをそれぞれが分かるように情報共有することを確かなものにするためである。」: この訳では、each knows~responsibility「何が起こったのかをそれぞれが分かるように」という目的は、information is shared「情報共有する」というthat節内の文を修飾しています。 (2)「日本ではたいていの経営者は、情報共有することを確かなものにするために共有オフィスを好む。結果それぞれが他人の責任領域で何が起こったのかを分かるのである。」: この訳では、most~information is shared「たいていの経営者は、情報共有することを確かなものにするために共有オフィスを好む」その結果、each knows~responsibility「何が起こったのかをそれぞれが分かる」と言っています。つまり、前文全てが、意味的にso that以下の全文を修飾していることになります。 (3)以上のようにso that節がかかる修飾部が異なるので、この2つの日本語訳は同じ意味とは言えないのです。 ご質問2: <Your failure is nothing to get (1. exciting 2. excited 3. exciting at 4. excited about) 答えは4なのですが考え方を教えてください。> 1.このaboutは後置前置詞と呼ばれるものです。 2.Get excited about somethingで「何かに興奮する」という意味があります。 3.ここは、aboutの対象となるsomethingの否定形nothingが前置したために、前置詞aboutがそのまま後置された形なのです。 4.以下のように考えるとわかり易いでしょう。 例: You get excited about something. 「何かに興奮する」 このsomethingを前置すると There is something to get excited about. 「興奮するべき何かがある」 となり、aboutが後置されます。 5.なお、この例文のto不定詞は名詞nothingを修飾する形容詞的用法になります。 6.後置前置詞は主文の内容を決定付ける大切な要素になります。ご質問文はaboutを後置することで、刺激を受ける「対象」がない、ということを明示しているのです。 7.以下の例文で、前置詞の違いによって意味が大きく異なることがわかります。 例: There is something to write with. 「書くものがある」 ここではwithがあることでwith a penのような「書く道具」を指すことがわかります。 There is something to write on. 「書くものがある」 ここではonがあることでon paperのような「書く用紙」を指すことがわかります。 There is something to write about. 「書くものがある」 ここではaboutがあることでabout a subjectのような「書く主題」を指すことがわかります。 以上ご参考までに。
補足
二つ目の質問はすごくスッキリです。一つ目はこう考えました。 目的用法の場合、make sure以下にかけている。 結果用法の場合、前文全てにかかっている。 よって簡単に表現すると、 「それぞれが理解する⇒ために情報共有している」 もしくは 「~を好む ⇒その結果、それぞれが理解する」 これを比べれば、やはり目的で訳す方が論理的であると思われる。 おそらくこの理解でよろしいでしょうか?
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
あらためてよく読むと今回の場合, so that 以下を make sure 以下にかけて, 「確かなものにする,その結果」 favor までかけて, 「好む,その結果」としても 大きく意味の違いはありません。 ただ,英語の構造的に訳した人は so that の部分は information is shared の部分にかかっているととらえ, 「分かるように情報共有する」と訳したのだと思います。
お礼
いつもありがとうございます。 皆様のご意見を総合してこう考えました。 目的用法の場合、make sure以下にかけている。 結果用法の場合、前文全てにかかっている。 よって簡単に表現すると、 「それぞれが理解する⇒ために情報共有している」 もしくは 「~を好む ⇒その結果、それぞれが理解する」 これを比べれば、やはり目的で訳す方が論理的であると思われます。 おそらくこの理解でよろしいでしょうか?
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
1つめ: 目的と結果の一つの違いは訳す順番です。 日本語と英語には語順が違うという避けられない壁があります。 英語では「目的」のつもりでも,「結果」のつもりでも, A so that B という順序は変わりません。 コンマをはさむことで,A と B の流れが断ち切られ,結果の感覚が強まります。 日本語では,英語的に「目的」「結果」とは異なった意味で, 「後から訳すと目的」「前から訳すと結果」 ということになります。 A と B で用いられる動詞の(日本語での意味の)性質によって,いずれかより自然な方で訳します。 この日本語の意味によって,「目的」「結果」を区別させるのは本来,英語には関係ないことで無意味なことです。 また,今回の場合, so that each knows what is happening in the others' areas of responsibility の部分が information is shared にかかり, 合わさって ensure that 節の中に含まれることを明確にするために, 「~分かるように情報共有する~」としていると思われます。 結果として訳すと,so that 以下が ensure that 以下全体,さらにはもっと前からの部分に対する結果と取られかねません。 このような日本語と英語の語順の違いにより,「~ために」「~して,その結果」という違いが生じることが多いのです。 2つめ まず,この nothing は普通の「何も~ない」ではなく,「どうでもいい事,つまらない事」の意味です。 もの is exciting to 人で「ものは人にとって興奮させるものだ」 人 is excited about もので「人はものに興奮している」 という意味になります。 もともと excite 人で「人を興奮させる」という他動詞であるため,このような違いが生じます。 surprise, interest など,俗に「感情を表す動詞」はこのような形になります。 今回は be が get に変わっています。 be excited だと「興奮している」 get excited だと「興奮する」という違いと考えてください。 「住む家」が a house to live でなく, a house to live in になるのはおわかりでしょうか。 「飲むもの」なら something to drink です。 drink something の関係が成り立つからです。 live a house でなく,live in a house なので a house to live in なのです。 今回も, get excited about nothing で「つまらない事に興奮する」ですので nothing to get excited about で 「興奮するにはつまらない事だ」となります。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
程度は結果に基づくともいえるので、日本語的には結果として約してよいと思います。特にこの文ではそのほうがすっきりします。 excite に関しては Somthing excites me. I'm excited about something. という関係が成り立ちますが、 この問題は単に形容詞の excited が使われていて、 get excited about ... で 「...に興奮する/うれしく思う」なのです。 あなたの失敗はうれしく思うものでもなんでもない、ということです。
お礼
回答ありがとうございます。2つ目の方は、なぜ迷ったか分からないぐらいスッキリしました。またよろしくお願いします!
お礼
回答ありがとうございます。 >>会社勤めされた経験がないと分からないかもしれませんが、オフィスは共有していても他人のしていることはほとんど分からないのが現実です。机を並べて仕事をしている人の作業状況すら把握するのは難しいものです。 よく考えればそうですね。ありがとうございました。