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二酸化炭素は無色無臭とされていますが
ヒトにとって、二酸化炭素は無色無臭とされていますが、その根拠は何でしょうか。 無色は不問として、マウスは二酸化炭素を嗅ぎ分けるという実験結果がありますし、たまに息を止めて嗅いだ時や、炭酸飲料を嗅ぐと灰に似た臭いがしますので、にわかに信じがたいのです。病気だと言われれば返す言葉はありませんが、説明付きません。 暗黙の知識で、検証していないだけではないでしょうか。
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- sandaba
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二酸化炭素の「ニオイ」を嗅いだことがあります。 水が少し入った容器にドライアイスを入れ、ぶくぶく泡が出ているところに顔を突っ込んで息を吸い込みました・・・鼻にワサビを突っ込まれたような強烈な感覚(はっきり言って痛い)でした。二酸化炭素が鼻粘膜の水分に溶け、それを酸性化させた結果だろうと解釈しています。 あくまで高濃度の場合で、空気中の濃度であてはまる話ではありませんが、ご参考までに。
- harepanda
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炭酸飲料をかぐと灰に似た臭いがするというのは、私の知識の限度内では説明できない現象です。あるとすれば、コーラのカラメル臭が真っ先に思い浮かびます。この場合、カラメルの香りを炭酸の香りと勘違いしており、それが脳に刷り込まれたしまったため、炭酸→カラメル臭という条件反射というが出来上がってしまっているのではないか…という推定はできます。断言は出来ません。 ちなみに、人間は大気中の二酸化炭素濃度が現在の10倍を越えると、脳がまともに機能しなくなる生物です。カメ学者の平山氏によると、二酸化炭素には呼吸機能を刺激するという特徴があるものの、あまり二酸化炭素濃度が高くなると、哺乳類や鳥類のような本格的な恒温動物は活動が難しくなり、恐竜のような半恒温動物のほうが、有利になる、という可能性が否定できないそうです。
- myeyesonly
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こんにちは。 色については、前の方の通りだと思います。 臭いに関してですが、ちょっと複雑なのです。 まず、人間の嗅覚には空中の二酸化炭素に直接反応するセンサーはありませんので、この部分だけは前の方の通りですが、二酸化炭素は大変水に溶けやすく、水に溶けると「炭酸」という弱い酸になります。 するとこの炭酸が神経やセンサーを刺激するので、全く何も感じないというわけでもないのです。 従って高濃度の二酸化炭素をかいだ場合や、炭酸飲料のように多量の水蒸気や霧状の飛まつをかいだ場合は、そういう刺激が発生し、においとして感じられる事があります。 質問者さんのケースはおそらくこれでしょう。 それから人体に二酸化炭素は不要である、というのは厳密に言うと間違ってます。 血液は非常に弱いアルカリ性に保たれているのですが、これを保つ為に働いている炭酸緩衝系というのがあり、この中で炭酸ガスが仕事をしています。 もし二酸化炭素が足りなくなってしまうと、血液がアルカリ性になりすぎて「呼吸性アルカローシス」という状態になり、失神~痙攣を起こし、回復しないと心臓が止まってしまいます。 時々見られる過呼吸発作は、激しい呼吸により二酸化炭素が不足する事により、血液が一時的にアルカリ性になってしまう発作です。 炭酸緩衝系がトラぶっても他にいくつかあるので、炭酸ガス不足だけで死に至ることはなく、他でカバーされますので通常は死にません。
お礼
回答、ありがとうございます。 二酸化炭素が炭酸水となって鼻を刺激し、誤って臭いとして感じたのかもしれません。
- E-gis_hc
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人間の嗅覚器官に二酸化炭素の受容体がないのでは? 人間の呼気にも、大気中にも二酸化炭素が含まれていますし、 人間にとって有害でも、必要なものではないので、 必ずしも、感知する必要がないと思います。 ちなみに、無色というのは、人間に赤外線領域の電磁派を感知できないために、 無色にみえるのです。赤外線領域の電磁波が感知できる生物は、 赤外線を吸収する二酸化炭素を視覚で捉えることができると思います。
補足
灰に似た臭いとは、石灰を嗅いだような臭いのことです。