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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:プルーストの場面で)
プルーストの場面で
このQ&Aのポイント
- プルーストの場面で、ジャンという登場人物が過去の思い出を振り返ります。
- 登場人物が過去の恋人との思い出を回想する場面です。
- この場面はメランコリーな気持ちを思い出させるものではありません。
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質問者が選んだベストアンサー
『ジャン・サントゥイユ』なのは間違いないんだけど、どこだったかなあ……。と思いながら全集を手繰って探し出しました。 私が参照したのは筑摩書房版『プルースト全集』第13巻「ジャン・サントゥイユIII」(1985年刊)ですが、作品全体のわりと後半にあたる「ジャンの社交生活」という章の「ジャンがマリ・コシシェフに再会する」という節(p.112)にそのような箇所があります。 マリと利用していたホテルではなくマリの屋敷である(どっちもhotelですけど)という部分、連れて行ったのが彼女ではなく女中であるという部分が異なっていますが、「雨の日の巡礼行を思い出しながら、かつてはマリに無関心になる日が来たらどうしようと憂鬱になっていたのに、ジャンはもはやそんな気分にもなれない。なぜならその無関心に憂鬱さをもたらしていた愛はもうなくなったから」という内容は一致しているので、この箇所でまず間違いないと思います。 ただし章題のほとんどはプルースト自身がつけたものではなく、プレイヤード版の編者がつけたもので、筑摩版はこれを踏襲したものです。英語版が同じ編集方針を採ってくれているとよいのですが……。
お礼
いろいろと調べてくださって、本当に感謝します! 私も図書館でいろいろ紐解いてみたんですが、ジャン・サントゥイユ自体、入手不可能で、あきらめかけていました! (後日、「ジャン」が出てくるのは、ジャン・サントゥイユしかないとわかり、失われた時しか手元や図書館になくて、絶望的になっていました。 本当に、本当に助かりました!