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相対性理論のウラシマ効果と平行宇宙について
相対性理論のウラシマ効果(光速の近づくほど時間が速くたつ(仮説かもしれませんが))は移動しているものすべてに適応できると思いますが、小説村上龍の5分後の世界(SFですが)は全く違う世界になっています。この解釈でいうと移動体すべてが別々の平行宇宙(これも仮説ですが)に移ってしまいます。 しかし、現実にはこんなことは起こりえるはずがありません。 これをどう解釈したらよいでしょうか?
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- shun0914
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SF小説はあくまでも小説として… ウラシマ効果は現実に観測されている現象です。宇宙線のうち大気圏近くで生成されるある種の粒子は寿命が短いですが、光速に近い速度で降り注ぐため、地上まで消滅せずに(他の粒子に崩壊せずに)到達します。 平行宇宙は主として量子力学の解釈問題(観測問題)で唱えられている「まじめな」説です。量子力学では観測によって物理量が瞬時に決まる(状態が光速を超える速さで確定する)とされていますが、不自然な部分もあって、多世界解釈ではさまざまな平行宇宙のひとつが選ばれるとしています。 また平行宇宙はタイムトラベルの際、問題となる、いわゆる「祖父殺し」のパラドクスを解決するために、保護仮説として唱えられています。タイムトラベルの可能性もまじめに科学論文で議論されているので、この保護仮説の動機も非科学的なものではありません。 さて、「現実にはこんなことは起こりえるはずがありません。」と書いていらっしゃいますが、起こりえます。起こりえないという論拠は何ですか? 日常の常識が正しいとは限りません。起こりえないのは、単にタイムトラベルが現在では科学的・技術的にできないから、詳細を体験していないに過ぎません。将来的には、現在のSF小説が現実のものになる可能性はあります。SFは嘘と切り捨てる科学者は、現実の課題に手一杯なだけです(ほとんどすべての科学者がそうですが)。
- ryosan991
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ハードSFでも所詮SFはSFで、あくまで「何となくそれっぽい」設定にしているだけです。 これが論文であれば、話は違ってきますが。 あえて解釈するなら「その小説内ではそういう設定で、現実世界とは異なる」でしょうか。
お礼
自分の考えでは、平行宇宙の考えは、現在もしくは過去はすでに決定されており未来への多様性のみを物理学的に認めているだげだと解釈しています。
お礼
ありがとうございます。 ですが、移動体すべてが(多分)別加速度で移動すると思うので、そのすべてが、別平行宇宙に移動してしまい、現実感覚からはほど遠くなり、釈然としません。