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「気に入る」の使い方について
「気に入っている」という言葉は「気に入る」に置き換えられるのでしょうか… A:「おぬしが気に入っているのは あいつじゃないのか?」 B:「おぬしが気に入るのは あいつじゃないのか?」 古代の物語(中国)に出てきたセリフを訳したものですが、時代劇の雰囲気を出すために、わざとBの言い方を採用していました。 ところが同僚に「こんな日本語聞いた事がない」と言われてしまいました。その人が言うには、「気に入る」だと、未来の事を意味するらしいのです。「彼はこのかばんを気に入るに違いない」のように。 私の中では使えると思っていた日本語なのですが…悔しいかな、言い返せませんでした。 「気に入る」というのは「気に入っている」の意味では使えないのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
時代劇風の古い言い回しにするのであれば、 「おぬしが気に入っておるのは あいつではないのか?」 という言い方はにしたら如何でしょう。 「~している」より「~しておる」の方が古めかしいように思います。 あと、「じゃ」も現代的な言い方に聞こえますので、「では」とした方が時代劇っぽいと思います。 さらに、「あいつ」も「あやつ」とすると、なおそれっぽいように思います。 ただし、「あやつ」は第三者をののしっていう言葉なので、文脈によってはふさわしくないかもしれませんが。 ご質問に対する回答は出ているようなので、ご参考までに。
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- ANASTASIAK
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現在の状態を言う場合は「気に入っている」でなければ日本語に なりません。これは英語の現在進行形が状態動詞を排除するのと 同じ理屈です。
お礼
なにかのサイトで「気に入る」を「気に入っている」の意味で使っていたのを見たのですが、間違った使い方だったんですね。 日本語の感覚のズレ、正さなくては… ご意見ありがとうございました。
- Mr_Holland
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#1です。 補足を拝見しました。 王様が家臣Bの動きを疑問に思って言うセリフでしたら、 >「おぬしが気に入っているのはB王子ではないのか?」 でよいと思います。 もし、このとき家臣Bが二心を抱いていたり、王子Bに対し叛意を抱いていたりして、それを王様が見抜いていたとすれば、 「おぬしが気に入っているのはB王子ではなかったのか?」 というセリフになるかと思います。
お礼
ご意見ありがとうございました。 「古代風に言えば、そうなるんじゃないか?」という憶測のもとで「気に入る」を使っていたので、もともと自信があったわけではないのですが… 勉強になりました。
- Mr_Holland
- ベストアンサー率56% (890/1576)
「おぬし」は「あいつ」に会ったことはないのでしょうか。でしたらBだと思いますが、そうでなければ、Bはおかしいと思います。す。 「気に入る」のは状態の変化ですので、Bでは現時点では気に入っていない(つまり、知らない)状態ですので、「あいつ」は「おぬし」の会ったことのない人でないと辻褄が合わなくなると思います。 そういう意味では、同僚の方が言われるように「未来のことを意味する」というのはもっともだと思います。 ところで、質問者さんは、時代劇のどのような雰囲気を伝えたくてBが良かろうと思われたのですか? 他の言い方としては、「おぬしの好みはあやつじゃないのか?」が考えられますが、こんなのではないですよね。
補足
質問の補足をいたします。 内容は… 王様の後継ぎ候補として、2人の王子がいます。 各王子にはそれぞれ支持者(家臣)がついています。 家臣A:A王子を支持する 家臣B:B王子を支持する ところが家臣Bが、物語の途中でA王子側に寄っていきます。 それを見て、王様が 「おぬしが気に入っているのはB王子ではないのか?」というのです。 もちろん面識はあるので「会ったことがない」というわけではありません。
お礼
ご意見ありがとうございます。 確かに語尾で時代劇っぽさが出せますね! 勉強になりました。