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記憶(暗記)について
英単語の効率の良い覚え方を探しています。 質問がいくつかありますが、まず、 (1)覚えたことを忘れないうちに思いだす→忘れかける→思い出す。 これを繰り返すことで記憶が定着すると思いますが、覚えたい単語の そばに、ヒントを書いておく方法はどうでしょうか?ヒントを使って はいますが、忘れかける→思い出す、という行為にはなっていると思 います。自転車の乗り方を覚えるとするなら、最初は補助輪を付けて おき、慣れてきたら、補助輪をはずすように、最初はヒントを使って 思い出し、慣れてきたらノーヒントで思い出してみる、というのは効 果的でしょうか? (2)すでに知っている情報とリンクさせて覚えると効果的と聞きますが、 なら、例えば、bloom→はな と覚えるより、bloom→flower(知っ ている単語)と記憶したほうがゆうこうでしょうか? くわしいかたよろしくお願いします!
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- Diogenesis
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#2です。 文中で挙げていらっしゃる例などから,質問者さんのことを 大学入試を意識し始めた高校1年生くらいと勝手に想定して回答を書きましたが, たまたま目にした他の質問の内容を見ると アメリカの大学への留学を準備していらっしゃるとのこと。 なんだか釈迦に説法してしまったようで,失礼しました。 たぶん日本の大学入試レベルの5000語程度のボキャブラリはすでにお持ちのうえで, 情報を英語で入手したり英語で発信したりするのに必要とされる 1万語レベルを目指すという段階での御質問なのでしょう。 これは「英単語を覚える」というより「教養を深める」という段階ですね。 これから先は新聞や雑誌で用いられる時事用語や 大学のテキストでお目にかかる学術用語を覚えることが必要となってくると思いますが, その中核を占めるのは抽象名詞でしょう。 英語の抽象名詞の多くはギリシャ語やラテン語に起源を持ち, フランス語経由で導入された「外来語」です。 なので,このような単語を覚える際には 先の回答の(2)の後段に書いたような語源を理解する勉強法が大いに役立つと思います。 電子辞書の前方一致や後方一致検索機能を活用して, 同じ接頭辞,同じ接尾辞を持つ単語をリストアップしてみるといいでしょう。 当然ながらこのレベルでは 意味内容の理解を伴わない丸暗記は役に立ちません。 ボキャブラリとは「使える」単語の総体であって, ボキャブラリの幅はそのまま教養の幅を反映します。 たとえば differentiation が「微分」を意味すると知っていても, 微分というのが何をすることかがわかっていなければ その人は differentiation を知っていることにならないということです。 教養を深めることが大切というのは,ほかの面からも言えます。 海外で日本人であることが知れるといろいろと質問攻めにされる可能性があります。 日本人なら日本の歴史や文化について 英語でひと通り説明できるぐらいの知識とボキャブラリは持っておきたいものです。 日本軍の「卑劣な」真珠湾奇襲攻撃だとか 日本人が鯨を食べることについて責められたとしても 黙り込んでしまうことなく自分なりの見解を英語で主張できるといいですね。 最後に。 海外生活で大切なのは何も難しい単語ばかりではありません。 シャープペンシルの芯,ホッチキスの針,ビニールの袋といったありふれた日用品を 英語で何と呼ぶのかわからなくて買い物ができなかったとか, 吐き気,しびれ,鈍痛などといった身体症状の呼び名がとっさに思い浮かばずに 適切な治療が受けられなかったというようなことを耳にします。 他の質問でどなたかが回答なさっていましたが, 身の回りにある物,日常生活で出会う事柄のすべてを 片っ端から英語に置き換えてみるというトレーニングは悪くないと思います。 彼の地での生活が始まれば必要に駆られて覚えていくものではありますが, 渡航前に押さえておくと留学生活のスタートが幾分かは順調なものになるでしょう。
- Diogenesis
- ベストアンサー率49% (859/1722)
質問者さんの学年や学力の現状がわからないので一般論を書きます。 率直に申し上げて,質問者さんのおっしゃる方法は悠長に過ぎるように感じます。 (1) 覚える→忘れかける→思い出す,の繰り返しが必要というのは確かですが, 思い出してみて忘れかけていることを確認している暇があるなら, 覚えているとか忘れているとか区別せずに何度も覚えなおしをしましょう。 思い出すのではなく覚えなおすのです。 忘れているものは覚えなおし。覚えているものも覚えなおし(=再確認)。 忘れるよりも早くこれを繰り返せば,じきにすべてが確認だけで済むようになります。 10語の単語リストを日に何度か覚えなおして記憶に定着させるのは困難ではないと思います。 翌日は前日の覚えなおし+新たに10語。 週末は覚えなおしだけに専念するとして週に50語。 1年52週で2500語は覚えられるはずです。 ひとつの単語にひとつずつヒントをつけるのは効率的ではないし, かえって記憶の手がかりを限定してしまうことにもなりかねません。 ヒントを考えたり書き留めたりする暇があるなら, 単語をジャンルごとに覚えたり,派生語・対義意をまとめて覚えましょう。 自然と意味的連関に沿った記憶のネットワークを構築することになり, まとめて覚えた単語が互いに記憶の手がかりになっていきます。 ついでに少しだけ心理学的なこと書くと, 自転車の乗り方の記憶(非宣言的あるいは手続き的記憶)と 英単語の意味の記憶(宣言的記憶のうちの意味記憶)は 同じ長期記憶であっても質的に異なるものと考えられています。 英単語の綴り方や発音の仕方は自転車の乗り方に近いものがありますが。 (2) 先に書いたことと関連しますが, bloom→はな と bloom→flower のどちらが有効か迷っている暇があるなら, bloom(観賞用の花)~flower(主に草花)~花 と関連づけてまとめて覚えましょう。 ついでにblossom(主に樹木の花)もね。 別の例。 生と死という対義を表わす単語には それぞれ動詞,形容詞,名詞形があります。 live~live/alive~life | | | die ~dead ~death これらをひとつずつバラバラに覚えるよりも, 関連づけてひとまとめにして覚えるほうがはるかに効率的です。 一度に処理する情報の塊=チャンクを大きくすることで 限られた短期記憶の容量(7±2チャンク)が効率よく使えるという心理学の知見にもかなっています。 また,たとえば death を思い出そうとするとき, 派生関係にある die や dead だけでなく,対義語である life も手がかりとなって想起を助けます。 下手なヒントなどよりずっと優れた手がかりになるはずです。 もうひとつの例。 学問の名前には psychology(心理学)だの biology(生物学)だの geology(地質学)だの, とにかく -logy という語尾で終わる単語がたくさんあります。 この語尾は「ことば」や「論理」を表わすギリシア語の λογοσ(logos)に由来し, 同じくギリシア語由来の psycho-(霊魂),bio-(生命),geo-(土地)などと結びついて「○○学」を意味しているわけです。 しかも,この語尾を持つ単語は例外なく-logy の直前の o に第一アクセントがあります。 こういう法則を知ることで綴りと意味とアクセントを関連づけて記憶することができるわけです。 さらに -graphy という語尾が「記録」という意味だと知れば, biography(生命+記録=伝記),geography(土地+記録=地誌/地理学)の意味も納得できるでしょう。 納得がいけば記憶に残りやすい。これも心理学の教えるところです。 (3) 英単語の覚え方は人それぞれ,自分に向いたやり方を工夫するのが一番だと思いますが, とにかく目で眺めるだけではダメです。 目で見て,耳で聞いて,声に出し,綴りを書いてみる。 視覚,聴覚に加え,発声器官や指先の体性感覚,皮膚感覚を総動員して何度も覚えなおしをしてください。 綴りが書けてこそ単語を覚えたと言えるわけで, どうせマークシートだから読んで意味がわかるだけでいいなんていうチンケな考えはやめましょう。 もうひとつ付け加えると, 英語に限らず外国語を学ぼうというなら,数,色,身体,食べ物,日用品などの名詞, 大きい小さいや熱い冷たいなどの形容詞,そして見る,聞く,食べる,遊ぶといった動詞など, 基本的な単語1000語ぐらい(英語でいうと高校入試レベル)は無理やり力づくでも覚えてください。 テキストに出てきた単語を順に覚えるなどという悠長なことではなく, 品詞ごと,ジャンルごとに固めて数週間集中して覚えたほうがいいでしょう。 覚えた単語をテキストの中で再発見したとき,いっそう記憶が確実なものになります。 基本単語1000語が頭に入っていれば旅先で不自由しない程度に標示が読めますし, 片言で買い物ぐらいはできるようになります。 逆に基本単語1000語が身につかないうちに長文読解などやってもまったく無意味です。
- 122806
- ベストアンサー率22% (2/9)
質問とはずれてしまうのですが、 無理やり自分流のゴロを作って覚えると、少しの間は覚えていることができると思います。ただ、ゴロを忘れてしまうこともあるので、長期的に覚えたい場合よりは、テストの一夜漬けなどの時に活用するといいかもしれません。 例えば、studyなら、スタディなので、スターバックスでティーを飲みながら「勉強」 と覚えるなど。実際にスタバで勉強している自分をイメージすることも大切だと思います。 語呂を考えるのも楽しいし、楽しい気分で覚えた単語は記憶にも残りやすいのではないかと思います。