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スクラップの在庫価値
鉄鋼加工業です。加工後にスクラップがでます。製品への再利用は 不可能です。但し、スクラップとして結構な価格で販売できますし、実際販売してます。スクラップは2-3ヶ月在庫し、まとめて売る 場合が通常です。 この様な場合スクラップの在庫価値はどの様に設定したら良いのでしょうか? ご存知の方ご教示下さい。
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- tappara
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NO1です。会計上の収益管理ということであればそのスクラップの発生原因によって処理が決まると思います。 通常作業で必然的に生じるスクラップであればその費用は製造原価に含めることになります。 つまりはスクラップ部分を製造原価に含むことが適正な製造原価をあらわすのかってことですよね。 そうでない場合は製造原価に含めることは出来ません。 売上に対応するという考え方であれば売上にはスクラップ相当分までもらえてるってことになるのかな。 ですから処理をどうするかは実態を踏まえて考えるしかないと思います。 原価から抜く場合の金額算定については前の回答で書いてる感じになります。 また、スクラップの金額が大きければ製造段階での費用と認められないとして問題になるケースもあるかと思います。 資産管理ですが、換金性がある資産となりますから、それも大きければ 貯蔵品として管理することになるでしょう。 売却時にはスクラップ売却代金の営業外収益に対応する費用として処理することになります。
- hatamachi
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鉄鋼加工業の場合、税務調査で在庫を見られるとスクラップの処理について質問されるケースがあります。 この場合、評価をどのように行ったかということも当然問われますが、原則的には期末時点の時価です。 ただ、直前の取引時の単価で処理しておけば通常問題は無いです。 (単価が著しく跳ね上がった場合や、直前取引から大分期間があく場合は、考慮する必要はあります。)
補足
スクラップの在庫評価に就いては、低く評価すると売れた場合の 原価アップ=収益減、高く評価すると=原価ダウン=収益アップ と認識しますが、その様な理解で良いでしょうか? 従い、問題となるのは必要以上に低く評価した場合なのでしょう。しかし、いずれにしてもスクラップの原価の考え方がいま一理解できず苦しんでいます。
- tappara
- ベストアンサー率37% (260/694)
決算毎にスクラップを売却してしまえば会計上の見込み価格なんて問題はなくなるかなと思います。 (当社ではこれを出来るだけやるようにしてます) また、スクラップ代なんかはトンいくらみたいに金額が決まると思いますから、単価さえ抑えておけば大体の金額は見積もれるかなと思います。常用取引のスクラップやさんだと今の単価を教えてくらませんか? 逆に金額に重要性がなれば入金時の処理でもいいんじゃないかと思います。
補足
早速のご回答ありがとう御座います。 月次管理しており、月次ベースでの在庫評価が必要な状況です。 スクラップの場合製品や材料ではありません。従い、一定の価値を着けて在庫管理する事が適正なのか疑問に思っています。 一種の流動資産として価値を着ける事なのかも知れませんが、スクラップ自体は既に販売原価としてカウントされてる訳で、価値がゼロでも 良いのでは。販売したら原価なしで丸儲けという発想が成立つのでは と考えますが、いかがでしょうか?
補足
ご回答ありがとうございました。 販売価格には歩留りとしてスクラップ落ちの分は見ていますが すべてカバーしておらず、その分はスクラップ売却で補うことにしています。はやり製造原価に含めるべきで、在庫価値の決定は気をつける べきなのでしょう。 ’貯蔵品’=償却済固定資産=売却時は特別益(損)は理解できますが スクラップは流動性の高い資産、しかも材料から派生した流動資産と思われ、その様なケースでも貯蔵品とする場合があるのでしょうか?