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トランスと鉄芯
一般に、空芯トランスに鉄芯を挿入すると低周波まで使用可能となるのはなんでなんでしょうか?? 教えてください!!!
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回答No.2
巻き線に1ターンあたりに誘導する電圧は、磁束をψ、周波数をfとすると、 fψに比例します。(電圧は磁束の変化率になるため) 周波数が低いと同じ1ターン電圧を発生するためにより大きな磁束が必要になります。 鉄芯の最高磁束密度は材質で決まっていますので、大きな磁束を通すためには断面積の大きな鉄芯が必要になり、結果、変圧器の寸法は大きくなります。 (このままだと、鉄芯が非常に大きな変圧器になってしまうので、実際の設計では鉄芯の断面積を増やすと同時にコイルのターン数も増やして、銅線と鉄芯のバランスをとるようにしていますが。)
- foobar
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回答No.1
トランスに必要な磁束は励磁電流によって生成されてますが、低周波になると巻き線の抵抗による電圧降下のために、十分な励磁電流を供給できず、誘導電圧が低下します。 鉄芯の挿入で、励磁インダクタンスが増えて(必要な励磁電流が減って)巻き線抵抗の影響が低減されて、利用可能な周波数領域が低周波数側に延びることになるかと思います。
補足
ありがとうございます!! それとですね、低い周波数を扱うトランスが大形となるのは なぜなんでしょう??