単糖の定義と記法 カルボニル基 について
今、単糖について勉強しています
教科書には「CmH2nOnとかける物質」という定義がありましたが
窒素、リン、硫黄などを持つ物質も単糖と呼ばれているのでこの定義は
あきらかに不適当だと考えました。
辞典に「カルボニル基一つとヒドロキシル基を持つ物質」
という定義があり、かなり的確な説明だと思ったので
これを定義として採用して考えていこうと思ったのですが
いくつか分からないことが出てきてしまいました
http://chalk-less.org/lecture/lifesci/biomajor/biomaj01a.html
の上のほうで、β-D-glucose を例にとって糖の記法について説明している箇所なのですが
Fischer投影式では確かに↑の定義、「カルボニル基一つとヒドロキシル基を持つ物質」
が当てはまるように思えました。
しかし、Haworth投影式、イス形配座の書き方ではカルボニル基の酸素-炭素二重結合が
消えて、酸素が単結合二つになってしまっています。
これはどういうことなのでしょうか?
見方を変えて違う図で表すのは理解できるのですが
なぜ酸素-炭素の二重結合が酸素の単結合になってしまっているのでしょうか?
見方を変えるだけで結合が変わるわけありませんよね?
(1)本当はβ-D-glucose はどのような形をしているのでしょうか?
問題の酸素は本当はどんな結合になっているのでしょうか?
(2)なぜ記法を変えると問題の酸素周りの結合が違う種類になっているのでしょうか?
本当は単結合とも二重結合ともいえないとか、そういう感じなのでしょうか?
(3)単糖の定義はどうするのが適切でしょうか?
お礼
詳しい回答、ありがとうございますm(__)m 気になっていたことがすっきり解決したので、良かったです。