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文の構成を教えて下さい? (2)
NHKラジオ英会話講座より How was I to know there'd be a sudden deluge?! まさか突然大雨になるなんて?! 質問:文章の構成がよくわかりません。教えて下さい。 a)How (C) b)was (V) c)I (S) d)to know there'd be a sudden deluge?! (C) (質問1)上記を平叙文にすると次のようになると判断しました。如何でしょうか? I was how to know there'd be a sudden deluge?! (質問2)疑問文ですね、感嘆文ではありませんね? (質問3)[there]の使い方がよく判りません。[it]ではいけませんか?その違いは? 上記の質問は無視してかまいませんので、文の構成について易しい説明をお願いいたします.以上
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こんにちは。10/3のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1. <上記を平叙文にすると次のようになると判断しました。如何でしょうか? I was how to know there'd be a sudden deluge?!> Howは疑問詞なので、平叙文では使いません。「!」も通常のピリオドになります。 例: I was to know there'd be a sudden deluge?! となります。 ご質問2: <疑問文ですね、感嘆文ではありませんね?> はい。Howで始まっており、?で終っている以上、疑問文です。 1.ここでは、「?!」の語尾からも想像できる通り、このHowの使い方は、「どうやったら~するのか(いやしない)」という反語表現になります。 2.反語表現の疑問詞は、ご質問にある助動詞的な働きbe toや、can、shouldなどの助動詞と使われることがよくあります。 例: Why should he do it? 「どんな理由で彼がそんなことをする必要があろうか(いやない)」 What can I do? 「私が何をできるというのか(いやできない)」 3.このbe toはいろいろある意味の中でも、「可能」の用法になります。正確には「運命」に近い「可能」の用法です。訳し方は (直訳)「~なんて、どうやったら、私が、知ることができただろうか(できるわけがない)」 →(意訳)「~なんて、まさか私が、知ることができるはずもない」 これが抄訳のような訳になっているのです。 ご質問3: <[there]の使い方がよく判りません。[it]ではいけませんか?その違いは?> itではいけません。理由は、delugeが名詞だからです。 1.天気を表す動詞が名詞で使われるとき、天候を表す「It」の機能はなくなります。つまり、It snowsとは言えても、It is snow.とはいえないのです。 2. It is snow.だと、SVCの文型になり、It=snowという関係が成り立たなくてはいけません。Itがsnowに相当する代名詞でない限り、「雪がふる」「雪がある」という表現にはならないのです。 例: There is something white on the tree. It is snow. 「木の上に何か白いものがある。それは雪だ」 ここでは、It=something white on the treeを指していますから、指示代名詞としてitが使えます。 3.一方、there is構文は、不特定の名詞をもってくることができますので、rainやsnowなどの不可算名詞を置いて、「雪がある」→「雪がふる」というSV構文を作ることができます。 4.名詞の前に、muchなどの形容詞を置けば、そればどんな「雪」「雨」かを明示することができるのです。ここでは、sudden「突然の」という形容詞をつかって、にわか雨のニュアンスを出しているのです。 5.またthere'dのdはwouldのことで、willの過去形です。主節がwasと過去形になっているため、省略されているthatの節内の時制も、主節に合わせて過去形になっているのです。 例: How was I to know (that) there would be a sudden deluge?! 以上ご参考までに。 PS: ブルターニュではタラソで疲れをとってきました。島国の日本人にとっては海は必要ですね。 ウルルンの語源をわざわざ調べていただき有難うございました。語源を知って、なるほど、と納得しています。 おっしゃる通り「憧れていたら現実になるかも」です。したいことは必ず適います。”I want, I can, I will”「私はしたい、私ならできる、私はやってやろう」本当に叶えたいことは、常にそう思っていれば必ず実現しますよ。 是非、いろいろな国を見て、感じて、沢山の経験をされて下さいね。tommyさんの英語力なら、どこでも通じますよ。夢をめざして頑張って下さい。
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- wind-sky-wind
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How was I to know ~? で 「どうして~を知り得たというのだろう」 という意味だと覚えてしまってもいいと思います。 構成としては be to +動詞の原形で 「~することになっている」「~する運命にある」 「~することができる」「~しなければならない」 などの意味になります。 質問1 I was to know there'd be a sudden deluge の動詞部分 was to know (be to で一種の助動詞みたいなものです) について,how という疑問詞で聞いています。 質問2 疑問文ですが,一種の修辞疑問(反語)であり, 「どうして知り得ようか→知り得ようがなかった」 となっています。 質問3 there is ~で「~がある」という存在構文になります。 これに未来の will が時制の一致で would となって, there would be ~となっています。 「雨が降る」というのをつい, it is rain としがちなのですが, it rains と動詞の rain を用いるか, 名詞 rain を用いると,the rain comes, the rain falls などとなります。 there is rain なら「雨がある」で「雨が降る」に近くなります。 ここでも it would be a sudden deluge でなく there would be a sudden deluge となっています。 今この瞬間に大雨になったとして, 少し前の過去から,その先(すなわち今) に向けてのことを表すのが would です。 will という未来が現在からみた未来なのに対し, would は過去から見たその先のことです。
お礼
いつもご回答有難うございます。be to不定詞、thereとitの違い、willとwouldの違い等、よく判りました。私にとってとても貴重な内容のご説明でした。何かまた一歩前進した気持です。毎日英会話を楽しく聴き続けられるのも回答者の皆様のお陰です。このような言葉が聞いて判断できるところまで上達したいものです。今後とも宜しくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
いつもご回答有難うございます。今回も私の英語力を考慮していただき聞きたいことのすべてを理解することが出来ました。丁寧に一つ一つ判りやすく教えてくださるので、大助かりです。反語表現の疑問詞の使い方、be to不定詞、thereとitの違い等、とても勉強になりました。早くこのような言葉が耳から理解できる日を楽しみに英会話を続けます。今後とも宜しくお願いいたします。 PS:追伸がいつも楽しみです。レフレッシュされた元気なお姿が目に浮かびます。フランスといえばパリの華やかなイメージしか今までありませんでしたが、どこの国の人々も素朴で堅実な生活をおくっているのだなと最近思うようになりました。うまくいえませんが、人々の営みは国籍に関係なく皆同じ共通の価値観で生きている・・?いつも添えていただける励ましのお言葉も嬉しくやる気が湧いてきます。有難うございました。 心より敬愛するParismadam様へ