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人は何故、虚無を感じるのでしょうか?
原因がよく分かりません。 ですが、確かに私は虚無を感じています。 あれこれ考えましたが、少なくとも望みをかなえられない事からくる絶望感や、自分にとって重要だったものを失った喪失感、ただ抗う事が出来ずに従うしかない現在、などではないか?と考えています。 これらをもっと具体的にしていきたいのですが、何かアドバイスを頂けないでしょうか? または哲学・心理・科学・格言など、オススメの学問や書籍がありましたら、そちらの御紹介だけでも構いません。 個人的に、現在の人々(むろん昔の人もそうだったと思いますが)が抱えている虚無の正体を知りたい(自分を含め)と考えています。 ご教授の方よろしくお願いいたします。
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>少なくとも望みをかなえられない事からくる絶望感や 望みの対象を持っているのですから、虚無ではありません。 >自分にとって重要だったものを失った喪失感 喪失の対象となる物事があるから、虚無ではありません。 >ただ抗う事が出来ずに従うしかない現在 抗わなければならない対象があるのですから虚無ではありません。 >そもそも、心ってなんなんでしょうね…。 よく考えると、心は、これら対象との関係そのものであることに気づきます。つまり、心とは自分の精神性とは別なもので、外部の対象との関係とその関係との関係自身が心なのです。 対象との関係に理想とは大きなギャップがあれば、虚無感があり、このギャップが無くなった時または、急速に小さくなって行く過程が充実感となります。 で、不足しているのはパンドラの箱に残った希望なのではないでしょうか。希望とは対象がその状態であるから持つ精神性ではなくて、対象がその状態であるにもかかわらず持つ精神性なのです。精神性に希望があれば、虚無感は将来に向けてエネルギー(理想-現実間ギャップエネルギー)に変貌します。 なお、ここでの心は、対象への虚無感、充実感等の思いとして表現しています。また、虚無は何もないことなので良いも悪いもうれしいも悲しいも無いものとして、虚無感は充実感の対義語として使っています。
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- shift-2007
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常に満足を求めているから、 なおかつ決して満足しないから じゃないでしょうか。
お礼
なるほど、そうかもしれませんね。 難しいですね…;
- konagoo
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希望とは対象がその状態であるから持つ精神性ではなくて、 対象がその状態であるにもかかわらず持つ精神性 これは、ミヒャエルエンデがNHKスペシャル「アインシュタインロマン」出演時に語っていたものです。 なぜ、パンドラの箱に希望が残ったのか分かった瞬間でした。 これが非常に意味深く、人間と現実とのまさに関係を如何に象徴的に射抜いているかですね。 書籍になっているようですが、本は読んでいないので記載されているかどうか確認しておりません。アインシュタインがメインなので、おそらく記載されていないような気はしますが・・・ ご参考まで。
お礼
なるほど~。 >なぜ、パンドラの箱に希望が残ったのか分かった瞬間でした。 >希望とは対象がその状態であるから持つ精神性ではなくて、対象がその状態であるにもかかわらず持つ精神性 つまり、絶望に瀕していても、希望を持つ事ができる可能性が残されている、という事でしょうか? ミヒャエルエンデといえば「モモ」が有名ですよね。 そちらの本(NHKスペシャル?)も読んでみたいです。 わざわざ教えて下さって、ありがとう御座います。 大変参考になりました。
心は肉体とちがって空間に存在しないからではないでしょうか。空間のの中に結果を残そうとすると虚無を感じるのではないかと思います。
お礼
なるほど、難しいですね…; ですが、言いたい事はよく分かります。 そもそも、心ってなんなんでしょうね…。 それが分かれば、ある意味、虚無についても分かるのかもしれませんね。 ありがとう御座います。
お礼
なるほど、つまりは希望…やや語弊があるかもしれませんが、エネルギーに変える為の起爆剤がない、という事でしょうか? 少なくとも心については、自分以外に変化をもたらせる対象(自分以外)が必要という事ですね? ありがとう御座います。 とても参考になりました。
補足
これらについてもう少し詳しく知りたいのですが、おすすめの参考文献などありましたら御紹介して頂けないでしょうか? もし、オリジナルでしたら失礼致しました;