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Tafel 近似について
Tafel 近似について調べているのですが、どういうものなのかよく分かりません。 Tafel 近似は何の関係を表しているのか。なぜその式が成り立つのか、知っている方がいらっしゃれば教えていただきたいのですが・・・。 よろしくお願いします。
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詳細は電気化学もしくは物理化学の教科書(大学などの図書館に行けば間違いなくあると思います)を見ていただくのが一番確実かと思いますが、大まかにいうと次のようなものです。 Tafel式は η=a + b log|J| ここでηは過電圧(実際にかけている・実測の電位から本来その反応が起こる電位を引いたもの)、Jは電流密度(反応速度に比例) で表されます。 この式からわかるように電極反応において過電圧は電流密度の対数に比例すると言うものです。この式そのものは実験からの経験的に導かれたものですが、理論的には電流密度を表す式と自由エネルギーを用いて過電圧を示す熱力学的な式からButler-Volmer式として導かれています(大まかすぎますがここに書くのは厳しいので省略します)。この式は過電圧が十分大きいときTafel式が成り立ちます。 これだけで納得しろとは言えないので本で勉強していただくことを強くオススメします。