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細かいことかもしれませんが。

細かいことことかもしれませんが、どうしても気になるので御回答宜しくお願いします。 供給する、提供する、与える、のそれぞれ三つを国語辞書「大辞林」で調べたところ、順に「必要に応じて、物を与えること」「自分の持っている物をほかの人の役に立てるよう差し出すこと」「自分の所有する者を目下の相手に渡しその者の物とする」とありました。 ということは、この三つの言葉はそれぞれ意味が若干違う訳です。 供給は、必要に応じて。 提供は、役に立つように。必要がなくても役に立てば、提供となる(?) 与えるは、目上の者が目下の者に(少なくとも現代においては)。 そこで質問です。英単語帳「単語王」にsupplyという単語が載っています。中学生でも知っているような単語ですが、その意味が「~を供給する、~に与える」と載っています。 先程の考察からすると、ここで、「供給」と「与える」の意味は違います。ということは、この単語帳に載っている、「供給」「与える」もそれぞれ違うはずなのですが、では何故直接目的語は供給と言う言葉、間接目的語は与えるという言葉を使っているのか。英語辞書「ジージアス」で調べると、間接目的語でも「~に供給する」とあります。ということは、ここでは与えるとなっているが、実際は供給の意味なのか、と思うのです。 しかし。 ならば、「~に供給する」と載せれば良かったじゃないか。そこを敢えて「与える」としたのは意味に違いを持たせる為なのか。 つまり、一体どういう意図でこの二つの意味を載せたのかということなのです。 この手のことに詳しい方、御回答宜しくお願いします。

みんなの回答

noname#114795
noname#114795
回答No.2

疑問に感じられるのは理解できます. しかし,前提になっているのは,ある言語表現と他の言語の表現が1対1の関係で置き換えることができるという考えです.残念ながらこれは成立しません.ついでに言うと,機械で(コンピュータで)完全な翻訳ができるという幻想の前提でもあります.その意味では辞書への期待のし過ぎでしょう. 言語にはその民族の歴史や生活環境,文化,その他の多くの要素が意味として含まれています.この議論はいくらでもできますが,この程度に留めておきます. つまり,一般的に,英語の単語と日本語の単語は1対1で置き換えできるものではありません.しかし,杉田玄白の辞書作りの苦労もあるように,先人はなんとか現実に近い単語を結び付けようとしてきました. 現時点で,辞書が間違いとかいう考えもありますが,完璧に対応付けるのは永遠の課題です.一つだけ例を示せば,最も単純な名詞の場合でも,ある物の名称をとりあげた場合に,民族によってその意味合いやイメージは違ってきます. むしろ,辞書を離れて,いろいろな用例からその意味合いを理解するようにすることをお勧めします.その意味では,用例の多い辞書や英語民族用の辞書がよいと思います.

jonnyjack
質問者

お礼

御回答有難うございます。言語の根本的な違いについての意識はあったのですが、どうしても完璧に理解したいという気持から日本語で考えてしまいました。やはり、そう安易な問題ではないですね。英語民族用の辞書ですか。早速探してみようと思います。有難うございました。

noname#43018
noname#43018
回答No.1

Explaining why no estimates had been supplied in response to a parliamentary question in April, Sir Nicholas said that ..... ("Tax plan defended after Darling attack" http://www.ft.com/cms/s/0/b0119b34-7214-11dc-8960-0000779fd2ac.html) ここに supplied がでてきますが、これは「供給する」より、「与える」と訳す方が自然ですよね。 あるいはもっと別の単語を当てた方がより自然な日本語になるかもしれません。 「単語王」にそう載っているいるのは、たぶん、それは、「供給する」「与える」と訳してぴったり来る場合が多いからでしょう。 皮肉に聞こえたら、そんなつもりは無いのでご勘弁願いたいのですが、英語は日本語ではありませんから、日本語の辞書の定義を見て悩んでも意味が無いと思います。 むしろ、せっかくインターネットのコネクションをおもちなのですから、用例をたくさん探してみたらどうでしょう。上の例も、そういうことを提案するつもりで、フィナンシャルタイムスの記事を検索して見つけた例です。

jonnyjack
質問者

お礼

用例まで載せて頂いて有難うございます。確かにその通りですね。私も言語の根本的な違いは意識していたのですが、どうしても日本語で考えてしましました。色々な用例の中で本質的な理解を深めていこうと思います。有難うございました。

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