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決算書の順序について教えてください。
貸借対照表と損益計算書はどちらを最初のページにするのが正しいのでしょうか?
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法律では順番はありません。 会社法(第四百三十五条二項) 各事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書その他株式会社の財産及 び損益の状況を示すために必要かつ適当なものとして法務省令で定めるものを いう。以下この章において同じ。)及び事業報告並びにこれらの附属明細書を 作成しなければならない。 となっています。この法律では計算書類の説明として、貸借対照表、損益計算 書の順で記載してありますから、経団連の雛形や中小企業の会計指針では、こ の条文を典拠として順番を決めていると思われます。 しかし法律では表示の順番までは定めていないと思われます。 http://law.e-gov.go.jp/announce/H17HO086.html http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/010.pdf 経団連が呈示している決算書の雛形では、貸借対照表、損益計算書の順番とな っています。 有価証券報告書では、貸借対照表、損益計算書の順番となります。 (新日鉄の例) http://www0.nsc.co.jp/investor/index.html 中小企業の会計に関する指針 http://www.nichizeiren.or.jp/taxpayer/chusyo/chusyo070502.pdf 以上をご参考にしてください。
お礼
大変事細かにありがとうございます。とくに経団連の資料は説得力があります。これを使わせていただきます。