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何故か羨ましさを感じます。ラマダーン中の断食中の寮生を見て思った事。
こんにちは、 私は、大学生で学生寮に住んでいます。 今月はラマダーンの月に入り、イスラム教徒の 寮生は断食をしています。 イスラム教徒の寮生は寮全体のおそらく1%くらいだと思うのですが、少人数ながらも夜間に食べる為の食事を一致団結して受け取りにきている彼らを見、大事そうに食事を持ち帰っている彼らを見ると、 その時、私は何故だか分からないのですが、「うらやまし~な~」と思ってしまいました。何故だか理由がサパッリわかりません。 私は無宗教で、神を信じていません。 たまに、宗教書を神話として読書する事はありますが、信じる気は全くありません。 また、断食などという苦行は大嫌いです。 そんな私が、何故「うらやましい。」と思ったのでしょうか? 不思議でしかたがありません、教えてください、よろしくお願い致します。
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日中は食事を取らないというイスラムの行事ですよね。 夕食というか夜食で一日分の栄養を補うのでしょうが、日中はやはりおなかが空くでしょうね。 夜食を待ち焦がれる気持ちは非常に強くなるはずで、食物に対する感謝の気持ちも相当強くなるような気がします。 「>大事そうに食事を持ち帰っている」姿は、飽食の日本において感動を伴なった稀有の感情を引き起こしても不思議ではないでしょう。 また、信者が世界的規模で参加しているわけですから、ある意味での連帯感もかなり強烈なものがあると思われます。 学生寮という世界では、それが「>夜間に食べる為の食事を一致団結して受け取りにきている」行動として現われる。 よくも悪くも個人主義の浸透してきた現代社会においては、連帯を印象づける、これまた稀有な行動と感じられるものでしょう。 つまり、「食に対する感謝の念」あるいはもっと生々しく、【食に対する貪欲なまでの希求】といったようなものが、【人間同士の連帯感】という伴奏つきで展開するのを目のあたりにしたからではないか、という気がします。 文明という名の虚構を振り払って裸の人間に立ち戻った時に我々が必要とする本質的な(あるいは自然な)欲求が具現化されているように感じ「うらやましい」と感じたのかもしれません。
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- cse_ri2
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食を断つ(日中だけにせよ)だけの行動を行える、信念を彼らがもっているからではないでしょうか。 日本人はよく無宗教と言われますが、特に戦後になって精神的価値観を省みる人が少なくなった中、よく言えば自由ですが、悪く言えば定見のない無節操な人が増えたと思います。 人間、やはり信ずる何かを持っている人は、強いです。 心のよりどころをもっていない人は、それだけ自由かもしれませんが、逆境のときにつまづきやすくなります。 そういう強さに、あこがれのようなものを感じているのかもしれません。 だからといって、ムスリム(イスラム教徒)になれとは言いませんが、それに順ずる何かは、身につけているといつか役にたつときがくるでしょう。
お礼
その後いろいろと、考えて見たのですが。 やっぱり、宗教的憧れではなく、#2さまの御回答のような気持ちだったのだと思います。 それにしても、自分で理由が分かっていないのに、感動することがあるという事に、初めて気がつき、驚きました。 人間の心理というものは、不思議だな~とつくづく思いました。 ご多忙の中、御回答ありがとうございます。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 確かに、全く自由そのものの人生を送っている自分にもうちょっとモラルが必要なんじゃないかな~。と思う事はありますが、 心のよりどころを、神様にだけはしたくありません。 これも、どうしてだか分かりませんが…。やっぱり、信じる側にはどうしても成れない性格です。 <そういう強さに、あこがれのようなものを感じているのかもしれません。> 現在は、それは無いと思っています。 2,3日考えてみた後に、改めてお礼欄に、考えた結果を返信します。 兎に角、回答者様のご回答はまったく今迄私が考えた事もない、新鮮な意見で、晴天の霹靂というか、とても驚きました。 ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。(07/09/22 17:29)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 おそらく、それです。 <飽食の日本において感動を伴なった稀有の感情を引き起こしても不思議ではないでしょう。> 確かに、なんだかとても不思議な気持ちでした。 どうして、なのか分からないのですが、その食事がとても、高価な物(?)というか、「あれ、そんなに大事なものだったかな?」という印象がとても強く残っています。 それと同時に、妙に羨ましく感じて、、、もうサッパリ自分だけでは、この『謎の感動』を理解する事ができませんでした。 <よくも悪くも個人主義の浸透してきた現代社会においては、連帯を印象づける、これまた稀有な行動と感じられるものでしょう。> これもまた、全く仰る通りだと思います。 あそこまで、連帯感を伴った行動は見た事がありませんでした。 驚いた、ような感動したような不思議な感覚でした。 <文明という名の虚構を振り払って裸の人間に立ち戻った時に我々が必要とする本質的な(あるいは自然な)欲求が具現化されているように感じ「うらやましい」と感じたのかもしれません。> まったく仰る通りです。 今ハッキリと分かり、ました。 、、、それにしても、私の稚拙な文章から、これほどまでに分析できてしまうものなんですね、、、。 自分でも分からなかった感情が専門家によって解明されるといのは、これもまたとても不思議な感覚でした!感謝致します。 ご多忙の中、ご回答ありがとうございます。