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こういう行動は社会的比較理論に入りますか?
相手の人に,「○○って好きですか?」「○○っていいよね」と自分の好きなもの(アーティストなど)を聞いて,自分と同じ意見であることを確認して安心するような行動って,社会的比較理論に入るものでしょうか? 自分の意見の妥当性を確かめているような感じもするのですが,自信がなくて・・・ ご存知の方,お願いします!
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- Diogenesis
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回答No.1
「社会的比較理論に入るものか?」というのは, 「フェスティンガーの社会的比較過程の理論で説明できる現象か?」という趣旨ですね。 だとしたら「ど真ん中」でしょう。 挙げておられる事例は, 「P子は美人である」とか 「Q屋のネギラーメンは美味い」とか 「R氏は政治家として信頼できる」とかいった命題と同じく, いわゆる「社会的現実(social reality)」に関するものです。 「福沢諭吉の肖像がある紙幣には1万円の価値がある」とか 「わが国王は神の仔である」とかいった命題もその延長上にあるもので, 社会的比較を通して形成された合意によって支えられている(ある意味危うい)現実なのです。 状況の変化によって合意が崩れ, 紙幣がただの紙くずになってしまったり, 国王が人間になってしまったりという事例は 歴史の中にいくらでも探すことができます。 少し古いですが,こんなQ&Aもありました。 参考にしてください。 ■身近な人より第三者の話しの方を信じてしまう事を http://okwave.jp/qa943148.html (とくに回答#3)
お礼
回答ありがとうございます. わかりやすく解説していただいてありがとうございました. 「ど真ん中」ですか.ちょっと安心できました(*^-^*) そうですね,ある意味危うい現実ですよね. 周りの人が全員否定しちゃったら価値がなくなるわけですもんね. 勉強になりました. ありがとうございました.