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オペラントかレスポンデントか?
道端で、突然殴られたとします。その後の対応として、(1)正当防衛として殴り返す。(2)殴られたから殴り返す。という2つのパターンがあるとします。これは(1)の気持ちをもっていればオペラント。(2)の気持ちをもっていればレスポンデントになるのでしょうか?
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レスポンデントとオペラントは 固有の誘発刺激の有無によって区別されます。 たしかにレスポンデントは 当人の意志と無関係に生じるように見えるので, 意志によってその行動をしないという選択が可能なら 少なくともレスポンデントではないと判断して良いかもしれません。 しかしながら,オペラントに意志が伴うとは限りませんし, 意志によって抑えられないオペラントもあります。 意志だとか動機だとか気持ちのありようだとかいったことは レスポンデントとオペラントの区別にとって本質的なことではないのです。 スキナーの流れを汲む行動分析学派に限らず,学習心理学者の大半は そもそも意志なるものに行動の原因としての地位を認めていません。 殴られたときに目を閉じたり,首をすくめたりするのはレスポンデント(瞬目反射,逃避反射)だとしても, 殴り返すというのはオペラントと考えるべきでしょう。 殴られた人がみな殴り返すわけではないし, 殴り返す場合もそのやり方やタイミングは人それぞれです。
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少なくとも行動分析学的には、 > (1)の気持ちをもっていればオペラント。(2)の気持ちをもっていればレスポンデント というのは間違いでしょう。[殴る]という行動が生起するために、頭の中でどのような思考がなされているかは考える必要がないわけで、そもそも「気持ちをもっている」という考え方自体に間違いがあります。 「道端で突然殴られる」という経験がないのと、そのような話を聞いたこともないのでちょっと予測できませんね。。。行動分析学の理屈でいえば、ここでいう[殴り返す]という行動は過去の随伴性によるものと考えるのが慣わしなので、過去にそのような経験をしたことがなければどのような行動をとるのか分からないということです。 要するに提示された情報だけでは何も分析できないということです。しかし、質問から察するに、殴り返すという行動は多くの場合においてオペラント行動でしょうね。
お礼
なるほど。かなり、すっきりしました。ありがとうございます!
すみませんレスポンデントです。
お礼
何度も修正ありがとうございます!これからも宜しくお願いいたします。
no.1です。間違えました逆です。すみません。 レスポンデント・・・殴られて感じる オペラント・・・・・殴る でした詳しく言いますと レスポンテンドっておれレスポンデッドって書いてあるなこれも間違えました。でレスポンテンドというのは受動的動機付けオペラントというのは能動的動機付けという感じです。
殴るという行為そのものはレスポンテッド条件付け 殴られるときになにか感じるのはオペラント条件付け でどうでしょうか?
お礼
確かにそうですね。言われてみると納得できます。ありがとうございました!