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中国の軍閥割拠
1920年代の中国の軍閥割拠時代のイメージがなかなか掴めません。列強の後ろ盾があるとはいえ、イメージとしては日本の明治初期あたりの、政府と並立して各地に藩体制が残っている、あんな感じだったのでしょうか?また、政府と国民党、共産党との関係はどのようなものだったのでしょうか?
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1920年代の中国における軍閥割拠の時代は、どちらかというと日本の戦国時代のイメージで捉えると良いと思います。ただ、装備は近代兵器ですし、主要な軍閥の中には外国との後援を受けるものもあった点が異なりますが・・ 中央政府は名目だけ存在しているものの、各地の長官たちが行政権ばかりか徴税権や軍事権を把握して次第に自立し、その中には全国統一を目指す動きもあったということで、日本の初期戦国時代というのが適当かと思います。 中央政府と国民党・共産党の関係については、ここで簡単に書くわけにはいかず(さきほど書きかけましたが挫折しました)現代中国史の本をお読み下さるようお願いいたします。
お礼
ありがとうございます。なんとなくは、理解できるような気がしますが、また新たな疑問を持ちました。日本の場合、戦国時代であっても、形式的な幕府、朝廷の背景には「天皇」という不可侵的な権威があったと思うのですが、共産化する以前の中国にはそういったものはなかったのでしょうか?もしないのであれば、政府の存在理由は何だったのでしょうか?