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「下さい」とは
「下さい」の使い方で 例えば「~を参照して下さい」と言ったりしますよね、、、。 「下さい」は丁寧語ですよね? ちょっとした疑問ですが「下」という字から少し「謙譲」っぽい感じを連想してしまいます。文章では問題ないですが、言葉では目上の人に「~して下さい」とは言いませんしね。 なんで「下」が使われるのでしょうか?すこし謙譲のニュアンスがあるのかな? まったく違う例ですが「決断を下す」などは明らかに上から下というイメージがありますしね。 何を言ってるのかよくわかりませんがよかったらレス「下さい」。
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「下さい」は丁寧語ではなく尊敬語です。 下されませ→下さりませ→下さいませ→下さい 「下す」は上位の者が下位の者に与えること。「下賜」 《以下、活用はすべて口語の形で書きます。》 「下す」に尊敬の助動詞「れる」を加えたのが「下される」。★だから尊敬語になるのです。 (以前は、「ようこそ聞いて下された」のように言いました。) 「下される」に丁寧の助動詞「ます」を加えたのが「下されます」 その命令形が「下されませ」 一方、「下される」を一つの動詞と見なし、活用の種類を下一段から五段に変えた「下さる」が生まれました。 その結果「下さります」、「下さりませ」になりました。 いわば“音便”により、「下さいます」、「下さいませ」に変化。 命令の場合のみ「ませ」を省略。★だから丁寧語ではないのです。 「なされませ」→「なさいませ」→「なさい」 も並行して変化しました。 「いらせられませ」→「いらっしゃいませ」→「いらっしゃい」 もほぼ同じでしょう。 およそこのような道筋が考えられるのではないでしょうか? 「下さい」「なさい」「いらっしゃい」はもとは尊敬語でしたが、現在では敬意の度合いが低く、「早くしなさい」などは目下の人に使う言い回しになりました。 丁寧語「ませ」を附けてはじめて目上の人に使えますね。
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- ginman
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「上り」 「下り」 のぼり くだり です。 「くだ」さい 「くだ」の画数?は 声を出して書いてみてください。 8 となります。 (労力からいって「く」は2画として) 「下」の画数は 3 です。 単なる 省略の書き方が定着したと いわれてます。 しかも一文字減りますから。
お礼
省略好きの私にぴったりの理論。
確実に言えることは、「下さい」は命令形です。 だから目上の方に対しては使われません。 元となる言葉は「くれ」です。これを丁寧にすると「下さい」となります。 元となる言葉を「ほしい」に変えれば「いただきたい」となります。 命令ではなく希望を伝えるだけなので、幾分やわらかい表現になります。 更に「幸いです」「助かります」などを足し、~していただければ幸いです、と繋げれば、貴方にこれをする義務はないけれど、してくれたなら私は助かります、という意味合いになります。 この辺が目上の方に対する言葉遣いとしては無難なところでしょうか。
補足
確かに目上の人に使うとおかしいですよね。
自分の立場を下にして、相手が上だとしたら、相手から何か貰う場合は、上から下へ、下りてくることになりますよね?
補足
確かにそうですね。でも日本語は難しいですね。yukihikaru の意見も確かに納得なのですが、こうやっていろいろ推測するのは結構面白いですね。
お礼
なるほど。ネイティブの私にもちょっと難しいですが、理解はできました。皆さんの意見にもやはり共通点があり、私の感覚も一部は正しかったわけです。皆さんの協力でこのような理解にいたったのでポイントは平等にお渡ししたいのですが(そもそもこのポイント制度に疑問)、それができないのが残念至極です。