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ローパスフィルタ
製造業に勤務している者です。生産部門に従事しています。ある製品の電気回路に5段のローパスフィルタを使用しています。今回そのローパスフィルタの特性の違いで検査不良が出ています。検査はローパスフィルタの部分の信号を直接見るのではなくディジタル変換した後での処理結果を見ています。ローパスフィルタが原因と特定したのは不良品のディジタル部分の部品をすべて交換した結果何も変化がなく、ローパスフィルタの部品を交換した結果、不良品が良品となったためです。オシロスコープでローパスフィルタの入出力部分を見ましたが不良品と良品の違いはほとんどありません。またA/Dコンバータ入力部分の信号の違いも確認できませんでした。ローパスフィルタの特性の違いを見るにはどういう測定器でどの部分を測定すれば良いかアドバイス願います。
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フィルタの特性を見たいならネットワークアナライザで振幅特性、位相特性を見るのがよいでしょう。こんなやつ http://www.geocities.jp/rfpagejp/networkana.html 300万円くらいするかな。レンタルとかもありますよ。 どんな検査をされているのかよくわからないのでなんともいえませんが文面を読む限りだと部品のばらつきによる不良のような気がします。
- ksugahar
- ベストアンサー率19% (7/36)
お金さえ出せれば、ローパスフィルタの周波数特性を調べるには、NF回路ブロックの周波数応答分析装置(FRA)が最適であると考えます。ただし、周波数は、10MHz(15MHz)までに限定されます。周波数応答分析装置には、ローパスフィルタの特性の方法が記述されていると思います。それ以上の周波数になると、ベクトルネットワークアナライザを使うことになるかもしれません。ベクトルネットワークアナライザで測定できる量は、Sパラメータなので、Hパラメータなどに変換が必要かもしれません。
- miran_2006
- ベストアンサー率25% (29/116)
製造に特化した会社なため技術者不在で、安価な部品への変更あるいはRoHS対応などで代替品として選定した部品でNGになり次の選定品の選定方法を模索中と想定します。 同一の信号源で、OK品のLPFと、選定候補のLPFに同時に入力を入れて、オシロの1chと2chに各々の出力を入力して、差分表示で見れば、波形に違い(レベル差や位相差)があれば見えるかもしれません。 設計者不在で判定基準を決めれないなら、上記でOK品と同等の選定候補を10以上見つけて、その時の、同等の程度(差の大小の度合い)を記録して、これを機器に組み込み(10以上の機器がある事になる)、機器に対する電源変動や温度変動に対して正常動作するか評価して正常動作する範囲をサンプルの同等の度合いを横軸にして決めるような方法が考えられます。
- oneone101
- ベストアンサー率16% (63/382)
というか設計部門にフィードバックすることが先決だと思うが。 原因が設計時の余裕度に起因する物なら生産部門で内々にフォロー しているとよくない。 ぎりぎりOKのやつでもが市場に流出したら温度変化で不良になったり するよ。 「あの~冬の朝になると動かないんですけど」 ってユーザーから電話がかかってきたりする。
- anachrockt
- ベストアンサー率53% (229/426)
スペアナだと肝心な位相特性がわからないから,「周波数特性分析器」はどうでしょうか? http://www.nfcorp.co.jp/products/a/a06/fra/index.html 安いものから高価なものまでありますから,メーカに相談すればローパスフィルタの特性に応じて最適なものを推薦してくれるはずです.
- gura_
- ベストアンサー率44% (749/1683)
- takepon256
- ベストアンサー率41% (391/936)
>ローパスフィルタの特性の違いを見るにはどういう測定器で 周波数特性は通常スペクトラムアナライザで見るでしょうね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6
- shintaro-2
- ベストアンサー率36% (2266/6245)
フィルタなのだから、カットオフ周波数と、遅延量をみるしかないと思いますけど・・・
補足
周波数特性はどの測定器で測定すれば良いのですか?