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感情の不思議な性質について
哲学か心理学かで迷ったのですが。 感情ーたとえば僕が誰かを好きとか嫌いとか、ほかのいろいろな感情は、僕自身の脳と心の中に抱く(生まれる)ものです。 でも同時にそれらの感情は必ず向ける対象を必要とします。一人相撲では感情は現れようがありません。感情を向ける対象が存在するからこそ感情が生まれます。当たり前ですが。 つまり感情は自分と外の世界(主として他人)との関係であるとも定義できます。 上の2つをまとめると、感情は自分の内面に存在するもので、かつ感情は自分と自分の外部との関係そのものであるということになります。 これは主観の世界のとても根源的な性質です。当たり前と思う人も多いと思いますが、僕自身はこの性質にとても驚きます。感情は自分の内に存在し、同時に外部との関係であるということに。 客観世界ではまずありえないことだからです。内と外に同時に存在するということは。量子力学の不確定性原理あたりを除けばですが。 こういうことは心理学ではどう定義されてるでしょうか?また脳科学でミラー細胞が発見されて、その性質とも深く関係してると思うのですが、そのあたりの説明はされてるのでしょうか? 事情にお詳しいかたおられましたら助言をよろしくお願いします。
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お礼
お返事ありがとうございます。遅くなってすみません。 こちらの意図するところをわかってもらった上でこれだけ整然とした文章を書けるのはすごいなーと思いました。 >これを心理学や脳科学で整理するとどうなるかということで宜しいでしょうか はい、まったくそういう切り口でお返事いただけるのはありがたいです。 とても興味深く読ませていただきました。僕自身は脳生理学的な話はすごく理解力に欠けるので、これだけ整然と書いていただけるととてもわかりやすかったです。 やはり、心理学の方の回答は、哲学系の人とは違ってきますねー。とても新鮮です。 ミラー細胞については、その働きを聞いたときに関係あるかなーと思ったのですが、回答者様の整然とした文を読んでると、思わず引き込まれて納得してしまいますねー。(少なくとも現地点では、学問的にはそういう結論なのでしょうねー) とても面白かったです。こういう素敵な文章(説得力のある文)を書けるのはうらやましいですねー。かゆいところに手が届くというか、心理学的な知識に加えて文才もおありだなーと思います。 ありがとうございました。