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御所の場所の決め方
京都在住です。 京都に御所がありますが、御所というものは災害的に安全な場所にしか建てないと聞いたことがあります。 過去にどういった根拠で(どのような調べ方で)現在の御所の場所を京都と決めたのでしょうか? どなたかご存知の方が折られましたが教えてください。 また、そのような文献があればご紹介をいただければ幸いです。 よろしくおねがいします。
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御所というか宮城は四神相応の地に造るのがよいとされています。これは中国伝来の陰陽五行思想によるものです。災害的に安全というよりは呪術的に安定といった方があたっているかも。 四神相応とは北に丘陵(北山)、東に河川(鴨川)、南に湿地(小椋池)、西に大道(西国街道)のある地です。()内は京都の場合。 日本では藤原京からこの四神相応が意識されました。 平安京に遷都した桓武天皇は帰化人の血を引いていますが、当時山城にいた秦氏(帰化人)は大変な財力を誇っており、桓武天皇が最終的に平安京を造ったのは秦氏をアテにしてのことだとも聞いたことがあります。 なお、現在の御所の場所は、当初より北へ移動しているそうです。
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- nozomi500
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>御所というものは災害的に安全な場所にしか建てないと聞いたことがあります。 誰だって、危険なところに作りませんよ。 平安京の前の「長岡京」は、水害に弱かったんじゃなかったですか? 10年でつぶれてます。 まわりから木材の調達がしやすい場所でないと、建物の建設や、燃料などの調達に困るから、まわりに木の多い場所、というのは考え付きますね。 木を切ると、水害に弱くなる、というのもあります。 (奈良も、乱伐で木が足りなくなって出て行かなくてはならなくなった。)
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ありがとうございました。
- takao
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現在の御所の正確な位置ではなくて「京都に」ということ なら「逆説の日本史(第3巻第2章)」(井沢元彦著)に詳し く述べてあります。
お礼
ありがとうございました。
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