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in vivo実験とin vitro実験の相互補完性を教えて下さい!
大学院の入試問題です。 『生命現象を解明するためのin vivo実験とin vitro実験はそれぞれ長所、短所があり、お互いのデータは相互補完的である。このことについてわかりやすく説明せよ』 ・in vitroでの結果が必ずしもin vivoでの結果と一致するわけではないのは何となくわかります。 (生体内では周囲からのさまざまな影響があるから、と考えます) この設問はきっと、それぞれの長所と短所を明示してから「だから相互補完的」と解答すべきだと思うんです。 ですが私にはうまく答えられません。 私の解答では説明不足もいいところです… どなたかバシッと説明していただけないでしょうか?? どうかよろしくお願い致します!!
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- Amakosan
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vitro、vivoの長短所については、概ねその理解で良いのではないでしょうか。 (vitroも結構お金はかかりますが。。) vitroの長所としてハイスループットな試験が行いやすいこと、相対し、vivoの短所として時間・空間的なリソースの消費がvitroに比べて多いことが他に挙げられるかと思います。 抽象的な言い回しになってしまいますが、vivoの試験で現象面からのアプローチを行い、vitroの試験でメカニズムを明らかにすることが、vitro、vivoの相補性かと考えています。(私見ですので間違っているかもしれませんが) たとえば、ある遺伝子の細胞内シグナル伝達における働きを解析し(vitro)、その遺伝子のノックアウトマウスを作製した際に野生型マウスとの表現型の違いを検討する(vivo)試験はよく行われています。 また、ある化合物が実験動物を用いた薬理試験(vivo)において目的とは異なる作用を示した際には、作用機序を解明するにあたり、レセプタとの親和性や、培養細胞に投与した際の遺伝子発現への影響等を観察(vitro)します。 まとまりがなく申し訳ありませんが、こんなところでしょうか。
- Amakosan
- ベストアンサー率44% (4/9)
まずは、「説明不足もいいところ」と仰る御自分の解答を示して、それに対するアドバイスを求められるとよいかと思います。 vitroとvivoの相補性については、御自分の興味ある分野でノックアウトマウスの実験系を用いた論文などをpubmed検索して一読なされば「なるほど」と理解できるのではないでしょうか。 (英語の勉強にもなりますしw)
お礼
コメントありがとうございます! アドバイスありがとうございます!! でも実はもう入試目前で勉強がイッパイイッパイで、いま新しい論文を読んでいる余裕はないんです…アドバイスを活かせなくて申し訳ないです>< 私の解答はこんな感じです。 ●in vivo実験 比較的安価。 試験管内で行なえるので操作も簡単。 実験の条件設定がしやすい。 任意に設定した条件以外の影響を受けにくいので、実験結果の原因が明確。 同一条件の実験結果に差はほとんどない。 しかしあくまで取り出した組織、細胞での実験なのでin vivoでも同じ結果とは限らない ●in vivo実験 お金がかかる。 目的組織以外からの調節などさまざまな因子が絡むため実験結果の原因を特定しにくい。 実験結果に個体差がある。 実際に生体内で起こる結果が得られる。 どうでしょうか。 お時間ありましたら是非とも添削、補足していただけないでしょうか? よろしくお願いします!!!