※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電気陰性と電子の共有)
電気陰性と電子の共有
このQ&Aのポイント
アミン類の塩基性度は窒素原子の混成により変わる。窒素原子が電気陰性であるほど、非共有電子対を共有する傾向が少なく、塩基としての作用が弱い。
窒素の混成による電気陰性の影響について、例を挙げて説明されています。窒素原子がsp3混成であるか、sp2混成であるか、sp混成であるかによって、電気陰性と非共有電子対の共有傾向が異なることが示されています。
電気陰性とは、元素が電子を引き寄せる能力のことを指します。したがって、電気陰性なほど窒素は電子を自身に引き寄せるため、水分子からH+を受け取りにくくなります。
本を読んでいて分からない部分があるのでどうか教えていただけませんでしょうか。
アミン類の塩基性度は窒素原子の混成により変わる。窒素原子が電気陰性であるほど、この窒素は非共有電子対を共有する傾向が少なく、塩基としての作用が弱い。
例
RNH2 + H2O →← RNH3+ + OH- pKb=3~4
ピリジン + H2O →← ピリジンのH+ + OH- pKb=8.8
RC≡N + H2O →← 反応しない
と書かれているのですがどういうことなのかよく分かりません。
とりあえず例の上から窒素はsp3、sp2、sp混成をしており、s性が強いほど電気陰性なので下に行くほど電気陰性なのは分かります。
しかし、なぜ電気陰性なほど非共有電子対を共有する傾向が少ないのか分かりません。
とりあえず電気陰性ということは電子を窒素が自分のほうにひきつけているのでH+が電子を渡してもらいにくいということでいいのでしょうか?
どなたかお分かりになる方、教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
お礼
なるほど、よく分かりました。かなり分かりやすかったです。 本当にありがとうございました。 あと疑問が・・・ >銅(I)イオンに対してニトリルは非常に強く配位します これはどのように考えればいいのでしょうか。 自分としてはニトリルの炭素の非共有電子対が銅の空のd軌道に電子が流れこむ供与、銅の満たされたd軌道からニトリルの反結合性π*軌道に電子が流れ込む逆供与のせいかな、とも思うのですが・・・。 お答えいただければ幸いです。