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電気陰性度

電気陰性度とは、原子が共有電子対を引きつける能力を示す数値で元素の周期表で、希ガスを除き、右上の原子ほどその値が大きい。と参考書に書かれていたのですが、希ガスを除くというのは、希ガスは、価電子の数が0だから共有電子対を作る必要がないからで、右上の原子ほどその値が大きいのは、????分からないです。 電気陰性度が大きいと陰性が強くて、小さいと陽性が強いのは、右上の原子ほど電気陰性度が大きくなる結果として導かれたものですよね? それに、希ガスを除く理由もこれで良いのですか? 教えて下さい。お願いします。

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  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.1

>原子が共有電子対を引きつける能力 「共有電子対」と限定するのは正しくないと思います。 「原子が電子を引きつける力」を相対的にあらわした指標です。 この力は、原子核の電荷(+)の大きさに比例し、最外殻電子の軌道半径の2乗に反比例すると考えられます。 したがって、同じ周期にある元素(最外殻電子の軌道半径が等しい)なら、右側に位置するもの(原子番号が大きい)ほど電気陰性度は大きくなります。 また、同じ族なら、上のもの(最外殻電子の軌道半径が小さくなる)ほど 電気陰性度は(電荷も小さくなるが、力は半径の2乗に反比例するので)小さくなります。 定義の仕方によっては希ガスの一部も含まれますが、電気陰性度は、化合物を作ったときの電子の挙動についての話なので、化合物を作らないとされる希ガスの電気陰性度は0にするのが普通のようです。希ガスがまったく化合物を作らないかというとそうでもないようで、一部化合物もあります。 http://www.osakac.ac.jp/labs/matsuura/japanese/lecture/semicondic/ta/ta999.pdf http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%99%B0%E6%80%A7%E5%BA%A6 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E6%B4%BB%E6%80%A7%E3%82%AC%E3%82%B9

tya-syu-
質問者

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