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五段活用を退け四段活用と言い張る理論的根拠

五段活用のことをそう呼ぶのを拒み、四段活用ということにこだわるかたもいらっしゃいます。そうした方の理論的根拠はなんなのでしょうか? 「行く」という動詞の活用の例だと、行かない、行きます、行く、行けば、行こう、とやはり五段のように思えます。

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  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.3

未然・連用・終止・連体・仮定・命令 この順番で書くと 行か・ない、行き・ます、行く、行く・とき、行け・ば、行け 更に未然形にはもう一つ「行こ・う」があります。これで「かきくけこ」が揃うので「五段」活用というのですが、「行こう」は旧仮名遣いでは「行かう」です。 これをどう評価すべきかは分かりませんし、どちらがいいかは分かりませんが、五段活用は「表記の上」では仮名遣いが変わった結果発生したものです。発音上はかなり前から「五段活用」だったはずです。 推測ですが、おそらくこの「言語自体の変化というより仮名遣いの変更によって生じた」ことに引っかかりがあるのではないでしょうか。

eurekamazeltov
質問者

お礼

ありがたふござゐました!

その他の回答 (3)

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.4

 むしろ、こちらからの質問になりますが、「五段活用のことをそう呼ぶのを拒み、四段活用ということにこだわる」のはどういう人なのでしょう。訳のわからない人が言うのなら、うっちゃっておけばいいと思います。しかし、根拠があってそういうのなら、こちらがその根拠を知りたいくらいです。  各回答者が言っていらっしゃるように、発音上はからり古い時代に(「む」が「う」に変化した頃)「イコー」となっていたのに、歴史的仮名遣いの上では「行かう」と書くので「四段活用」で済ませていたわけです。  それが「現代かなづかい」(1946年)によって「行こう」と書くようになった時点で「四段活用」は「五段活用」と呼ばれるようになりました。中には連用形に「促音便(っ)」「イ音便(い)」「撥音便(ん)」を加えた活用表を採用する人もいます。  そういう過程を知りながら、「五段活用」という名称を使わないのなら、質問者がその説の提唱者やそれを述べた文章を教えてくれなければ、分かりません。  失礼ですが、質問者が「古典文法(文語文法)」と「現代語文法(口語文法)」を混同されているのではありませんか。

  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.2

本来「行かう」であるものを、現代仮名遣いが「行こう」と書かせることにしたのですが、それを容認しないか、容認はしても“音便”みたいなもので、正式の活用形には数えないかのどちらかではないでしょうか。 話はそれますが、本来「ハ行四段活用」であったものも「ワ・ア行五段活用」などと呼ばざるを得なくなりましたね。

eurekamazeltov
質問者

お礼

garamond さん、ありがとうございます。 「言わない」のような例のことをおっしゃってるんだろうと思います。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「四段活用」と言い張るつもりは毛頭ありませんが, まあなんとなくわかるかな. 素直に 未然・連用・終止・連体・仮定・命令 で活用してみてください. 「行こう」は命令形じゃないことに注意.

eurekamazeltov
質問者

お礼

Tacosan さま、ありがとうございます! 「行こう」は命令形ではないのですか。 「行か・う」から音便化したのでしょうか?「行か・う」→「行こう」???