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without the suspicionを含む文の訳をお願いします
In your own house you might have kicked him downstairs and slammed the door in the face without the suspicion dawning on him that he was not a weocome visitor. 以上の文章のwithout the suspicion dawning on himがよく解りませんので、ご教示下さい。
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こんにちは! In your own house you might have kicked him downstairs and slammed the door in the face without the suspicion dawning on him that he was not a weocome visitor. (1)「付帯状況の with」はご存知ですか?これもいうなれば、「付帯状況の without」です。ある文に続けて、with (without) + 名詞 + 形容詞相当語句(含・現在分詞)という形で、密接に付帯する状況を描くことができるのです。 (2)without the suspicion dawning on him that he was not a weocome visitor の部分をご覧下さい。ここがまさにそうです。ここは文概念がこめられています。without を取って、文:The suspicion dawned on him that he was not a weocome visitor. という文です。that は、「同格のthat」で、suspicionの中味を提示しています。「that以下のような疑い」と訳します。「S(dawn) on 人」は、人にSという考えが思い浮かぶ、ということです。元々dawnは「夜明け、夜が明ける」という意味ですので、今まで暗かった頭の中に、ゆっくり光がさしてきて、事態が見えるようになってくるという理解のされかたです。(僕は英語を読んでいると、いつもそんな感じがします!)ということで、「自分が《招かれざる客》ではないかという疑念が彼にきざし始める」という意味です。 (3)でも without がありますから、それが否定されます。without が with + not と考えればいいでしょう。つまり、The suspicion didn't dawn on him that he was not a weocome visitor. 「自分が《招かれざる客》ではないかという疑念が彼にきざさない」ということです。 (4)それを踏まえて、全体を訳しますと―― あなた自身の家でなら、彼を階段の下にけり飛ばしても、彼の鼻先でドアを乱暴にバタン!と閉めても、彼が、自分が《招かれざる客》ではないかなどと思うようなことはなかったかもしれない。 となります。 (5)最初の might have + p. p. が仮定法で、全体に、仮定法の霧がかかっています。 (6)彼って誰のことなんだろうと興味深く思いました。もしよろしければ教えて下さい。小説か何かの1部ですか? 以上、少しでも御参考になれば幸いです。
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- ANASTASIAK
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自分の家で、あなたは彼を階段の下まで蹴落とし、そして 顔の前でドアをバタンと閉じたかもしれない。その結果、 彼の顔には自分が招かれざる客であるとやっと分かり始める。 ------ dawning on him は現在分詞で「~しながら」の意味ですが、 こういうときには結果で訳すのがポイントです。
お礼
有難うございます。 よく解りました。 without suspicion は疑いなくということなんですね。
お礼
大変行き届いたご説明に感銘いたしました。厚くお礼申し上げます。 ところで、この小説はサマーセット・モームの短編小説集、11ほどの題材の一つ題名は「Mr.Know -All」の一節です。 昭和14年1月、開隆堂発行の物です.定価八十銭とテキストにあります。 実は,小生前大戦末期、さる学校で学んだ時の教科書なんです。 それなりの歳なので、身辺整理中に見つけ、懐かしく読み直しているところです。 当時英語は敵性語として扱われていました。そうした中でモームのような作家の気の利いた小説を採用した先生を、今懐かしく思っています。 私事にわたりましたが、お尋ねくださいまして有難うございます。