- ベストアンサー
strangeの持つ語感がわかりません
サマセットの小説の一節です。 文中のstrangeの持つ語感がつかめません,適訳を教えていただきたくお願いします。 I find it strange that he should have settled on this lovely island, for I never knew a man more insensible to beauty.
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「strange」 この場合は、「奇異に観じた」「不思議だナー」「腑に落ちないなー」と直感で思いましたが、違うかな? 彼みたいにこんな美にまるで鈍感な奴が、この美しい島に腰を落ち着けたなんて奇異に観じた。 もっと上手い訳があるでしょうけど。
その他の回答 (4)
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
I find it strange that he should have settled on this lovely island, for I never knew a man more insensible to beauty. strangeは辞書的な意味で「不思議だ、意外だ」でよいです が、that節との連動がポイントです。 このstrangeはitの補語でその補語はthat以下です。 strangeと関係しているのはthat節の中のshouldで、この shouldを正確に訳さないとこの文章は理解できません。 これはイギリス英語なので、shouldは強い意思を表わす助動 詞です。なので、訳はこうなります。 私は彼がこの美しい島に住もうと決意したのが不思議に 思える。というのも、この男ほど美に対して鈍い人物を 他に知らないからだ。
お礼
大変懇切なご回答深謝申し上げます。 shouldの意味合いも勉強になりました。 有難うございます。
- go_urn
- ベストアンサー率57% (938/1643)
こんにちは! 「奇妙な」「不思議な」という訳でもそんなに悪くないと思いますが、言われてみますと、たしかに、もう少しいい訳がありそうな... (1)「これほど美に無頓着な男はいない」⇔「(それなのに)その男がこんなに美しい島にすんでいる」という、辻褄の合わなさですね。 (2)訳しますと―― 彼がこの美しい島に住みついたことは私には○○だ。というのは、私は彼ほど美に無頓着な人間を知らなかったからだ。 (3)「違和感がある」「どうにも腑に落ちない」の路線で考えるか... (4)全体を再構成して、「いったい彼はどうして、この美しい島に住みついたのだろう。あれほど美につれない男もいないというのに。」のように言外に匂わせるようにするか... (5)やはり、大きく再構成して、「彼が住みつくことになったこの美しい島は、彼とは奇妙な取り合わせであった。というのも、彼ほど美に無頓着な人間も知いなかったからだ。」とするか...こうすると「奇妙な」という定訳が生かせます。 以上、ご参考になれば幸いです。
お礼
いろいろご指導有難うございます。 若い頃学校で学んだ古本を復習していますが、これ程深く教えて頂いた記憶はありません。有難うございます。
- yappaiides
- ベストアンサー率36% (23/63)
こんにちは。 文章は、「彼ほど美に対して無感覚な人は知らない位なので、 その彼がこの美しい島に落ち着くということが私には奇妙に思えた」 という感じでしょうか。 Strangeはそのまんま「奇妙」、主人公が自身の持つ印象から、 違和感を感じたことに対する表現です。では。 (書いているうちに皆さん回答されました、けど一応投稿して おきます^^;)
お礼
ご回答深謝申し上げます。 解説を読ませていったいていると語感が身につく感じです。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
「彼がこの美しい島に落ち着くなんて,意外に思います,というのも彼ほど美に無感覚な人を知らなかったので」never knew は「知り合いになったことがない」という現在完了的な意味でしょうか。 strange は普通の「不思議な」でいいとも思うのですが,「意外な」unexpected,「驚きだ」surprising の意味合いです。 英和辞典には「不思議な,変な」とあっても,「意外な」「驚きだ」では出ていないですが。 insensible の方も訳しにくいですね。
お礼
よくわかりました 私の辞典には、腑に落ちる訳語が見つかりませんでした。 おかげさまで納得できました。 小生もセンシブルで無いようです。(*^_^*)
お礼
失礼ですが成る程と納得しました 有難うございます