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宇佐の神の伯母
「宗像教授伝奇考」というマンガの中に 宇佐の神の伯母は 海の女神 タマヨリヒメ ・・・ (第一集 file4 宗像の海) という部分があります。マンガのこととはいえ、意味がよくわかりません。 この場合、宇佐の神は、誰にあたるのでしょうか。教えてください。
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宇佐の神自身が謎の多い神ですので、はっきりした事はいえません。私個人の意見では、朝鮮半島からの帰化人だと考えています。 タマヨリヒメについても、多くの伝説があり、また、タマ(=ミタマ=御魂=御霊=ゴリョウ)が依りつく日女(ヒメ)ということで、太陽信仰を行っている巫女またはゲキ(漢字がありませんでした(笑)。男の巫女です)全般を指しているという説もあります(確か柳田国男氏の指摘だったと思います)。ちなみに神道は大雑把に言えば、蛇神信仰と太陽信仰に分かれています。 また、個人(個神?)としてのタマヨリヒメは古事記(玉依毘売、玉依毘売命)、日本書紀(玉依姫)、先代旧事本紀(玉依日売、玉依日女)の全てに登場する人物でもあり、神武天皇の母親と言われています。 特に先代旧事本紀は、偽書として扱われておりますが、私としてはもっと研究対象として見る価値のある書だと思います(古事記等と違い、ほとんど手に入る可能性が無いことが悲しい!)。 ご質問の中に、「宗像」、「海の神」という言葉が見受けられましたので、この場合応神天皇の伯母と伝えられている姨神の事だと思います。つまり「宇佐の神」=「応神天皇」ですね。 ただし、宗像教授というのが実在する方なのか、登場キャラなのかわかりませんが、宇佐神宮の本来のスタンスは、宗像の神としての三女神説を採っています。下記HPが参考になるでしょうか? 本当は http://www.genbu.net/ なんですが、見つけにくいと思いますので、直リンクです。 いやぁ~、歴史って本当に楽しいですね。 では、再見!!
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- ymmasayan
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ずいぶん昔のことですし、あちこちでいろんな矛盾する言い伝えが残っているようです。 「玉依姫」は固有名詞でなく普通名詞だとする説があります。神霊の依り付く姫すなわち古代の巫女は全て玉依姫だというわけです。天照大神も「玉依姫」としています。http://www.kamnavi.net/ny/tamayori.htm 次に、宇佐神宮の祭神は、一の宮:八幡大神(応神天皇)、二の宮:比売大神(三女神)、三の宮:神宮皇后 です。 比売大神は玉依姫とも応神天皇の伯母とも言われています。 http://www.tvk.ne.jp/~nen/hatiman.htm 以上の事が正しいなら、タマヨリヒメは宇佐の祭神、応神天皇の伯母ということです。タマヨリヒメも宇佐の祭神と言うところが、しまらないですが。 ほんとのところが知りたいですね。
お礼
ありがとうございました
お礼
ありがとうございました。 参考URL拝見しました。 こんなにたくさん説があるのですね。何でもあり・・・?