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東宮の下は何がつくの?
「皇太子」の敬称は「殿下」ですが、昔の皇太子である「東宮」の敬称はどうなのでしょうか?やはり、「殿下」ですか?
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「殿下」です。 殿下(でんか、Imperial Highness)は、天皇、三后以外の皇族ないし摂政関白、征夷大将軍への敬称。今日では、諸外国の王族・公族にも準用される。
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昔の皇太子=東宮ではありませんよ。 昔でも「皇太子」の表記はあります。 有名なところでは『万葉集』。 【天皇、蒲生野に遊猟する時に、額田王の作る歌】 あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る 【皇太子の答ふる御歌】 紫のにほへる 妹をにくくあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも ご覧になったことはありませんか? 読み方は「ひつぎのみこ」ですけれど。 そして、「東宮」はもともと皇太子の住む殿舎=建物を指す語でした。 それが転じて「皇太子」を指すようになったものです。 ですから、本来”殿下”のような敬称は付かないはずです。 ですが、実際「東宮殿下」という表記は明治以降に見られます。 後の大正天皇と昭和天皇にかかわるものについて見受けられます。 登別市には、大正天皇の成婚を記念した「東宮殿下大婚奉祝紀念碑」があるようですし(成婚当時、大正天皇はまだ皇太子でした)、鶴岡市には、昭和天皇が皇太子時代に視察されたことを記念して「東宮殿下台臨之處」と記された碑があるようです。 明治期以前では、あまり見かけたことがないですね。
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ありがとうございました。
殿下というのはあんまり昔は使ってなかったのではないかという感じのする語感ですが、どうなんでしょう。 ウィキペディアには明治のところに書いてありますが、、、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%AE%AE#_note-0 皇太子→殿下→陛下、とリンクページを見てみたら、なかなか面白いです。 皇室典範では「殿下」と決まってるらしい。 時代劇なんかだと「宮さま」とか「宮さん」とか言うのがよく出てきますね。実際どうだったのかわかりませんが。 源氏物語の本文を見ると、そのまま「東宮」「春宮」で特に継承はついてないみたいです。 この時代に関してはもうこのまま尊称というのか、呼び名のような気もしますが・・・・。 http://www.angel-zaidan.org/zenkoukai/body/contents/genji05.htm http://eva.genji.cc/dairi/dairi-reikeiden01.htm
お礼
ありがとうございました。
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