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「故意」の使い方
自分でも調べてみたのですが、分からなかったので質問します。 「故意」と言う言葉は、法律上でも使われている言葉の様ですが、使い方として、後に続く文章の内容が、嬉しい事などでも使うのでしょうか? イメージとしては、良くない物事の場合に使われている様に思うのですが・・・。 ご存知の方おられましたら、宜しくお願いします。
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- shigure136
- ベストアンサー率37% (278/744)
「故意」・・ことさらにたくらむこと。 「たくらむ」・・・「企てる」「悪い考えで計画する」「他人に害を加えることを企てる」 このようにたどると、「故意」は悪いことに意図して行うことに使われるものと思います。 「相手を楽しませようとして、わざと笑い顔を作って見せるような場合」 ⇒「故意に笑って見せる」とは言わないと思います。 ⇒「一生懸命笑って話しかける」とか、「わざと楽しそうに振舞う」などと言うのでは? 「故意に笑いかける」となると、「相手を安心させて何か悪事に誘い込もうとしている」とか、「相手を油断させてその隙に何か凶行におよぼうとしている」などの場合が思い出されてしまいます。 法的に使われた場合でも、「故意」か「故意でない」かは、「悪事であることを知っていたか、そうでないか」という意味で、決して「相手の幸せを願ったのか、そうでないか」という場合には使われないのではないでしょうか。 「未必の故意」という言葉があります。 ⇒「放っておけば死ぬことを知りながら放置した」とか、「そのようにすれば相手が死ぬことを知りながらそのようにした」という場合の言葉として使われます。これを見ても明らかなのではないでしょうか?
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 1.「故意」は悪いことだけに使われる語ではありません。良いことにも使われます。 2.もともと「故」という漢字には、「特別の意味があってすること」という意味があり、そこから「わざとすること」という意味になりました。意味自体に悪い意味は含まれていないのですが、悪いことに用いられることが多いのは事実です。 3.これは、「わざと」も同じ意味・用法があり、「わざわざ」などに比べると、悪意や自分の利益を図るために使われる場合が多い語です。ただ、自分の利益が必ずしも悪意で使われるとは限りません。良いことに使われることもあります。 4.つまり、意図が善意の方向を向いていれば、「わざとする行為」も善意の性質を帯びてくるのです。 例: 彼女を元気づけるため、彼は故意に(わざと)笑った。 彼女を悲しませまいと、彼は故意に(わざと)明るく振舞った。 彼を助けるために、彼女は故意に(わざと)大声を出した。 これらの文で、故意にした行為は、彼も彼女も幸せにする行為となり、「故意に」「わさと」の行為は、善意の意味で使われていると言えます。 以上ご参考までに。
お礼
お礼が遅れて、申し訳ありませんでした。 目からうろこの情報でした。 良い意味で使われる言葉でもあったんですね。 今では、そのつもりで使っても誤解を受ける事が多いかも知れませんが、心にとどめておきたいと思いました。 大変参考になりました。 どうも有難うございました。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
故意は悪いことにしか使いません。 反対語も適当なものはありませんが、それは、わざとよいこと をして結果を得るという行為が成立しないからでしょう。 無理に探せば、「親切詐欺」のような。
お礼
お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。 やはり、私が知っている様な、良くない意味が多いのですね。 どうも有難うございました。
- Samantabha
- ベストアンサー率61% (560/916)
『広辞苑』で調べてみますと、 1.ことさらにたくらむこと。心あってすること。「―に行う」 2.〔法〕自己の行為が一定の結果を生ずることを認識して或る行為をした場合の心理状態。犯意。〔反対語〕:過失 となっていました。 1.の「たくらむ」という意味からいけば、あまりよい意味に使われることはありそうにないですね。 実際、よい意味に使われたのを見たことがないですし、よい意味での例文を考えようとしましたが、思いつきませんでした。
お礼
お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。 我が家に広辞苑がなかったのもので、調べて頂き、感謝で一杯です^^。 やはり、あまり良い意味ではない様ですね。 本当に有難うございました。
お礼
お礼が遅れて、申し訳ありません。 やはり、今使われている言葉としては、あまり良い意味じゃないのですね。 とても納得がいく回答でした。 どうも、有難うございました。