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ウィルスとバクテリアの違い教えてください!

ウィルスとバクテリアの違いをミトコンドリアや粗面小胞体などと関連させてわかりやすく教えてください。 その違いによってウィルスは寄生のみで生息し、バクテリアは自生できるはずなのですが・・・ お願いします!

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noname#160718
noname#160718
回答No.2

 獣医師でウイルスを専門とする者です。  端的に言って、ウイルスはバクテリアやその他の「細胞」が持つミトコンドリアや小胞体、ゴルジ体etc..といった、"全ての細胞内小器官"を持ちません。  また、細胞膜や細胞壁も持ちません。つまり構造が根本的に異なります。  ウイルスが持っている「殻」はカプシドと言いますが、シンプルなものからかなり複雑なものまでいろいろあるにせよ、細胞膜のような物質を出し入れする機能を持たない単なる「殻」です。  その「殻」の中に、「遺伝子」が入っている、というのが、ウイルスの基本的な構造の全てです。  なのでウイルスはそもそも代謝をしないし、自らの複製も自分ではできません。遺伝子のみでそれを複製する機構や、遺伝子からタンパク質を合成する機構を持ちませんから。  なので細胞内に侵入し、細胞の機能を横取りして自分を複製しているわけです。  例え話で言うと、バクテリアは基本的に1個の細胞であり、細胞を小さな工場に例えるとします。設計図が書棚に整理されていて、コピー機や機械もあり、毎日材料が搬入されてきて製品を生産してゴミも出る、という具合です。  この例えで言うと、ウイルスは小さなダンボール箱に設計図(もちろんそのダンボール箱のです)が1枚入っている、というだけのモノです。  工場の出入り口や搬入口からこのダンボール箱が入ってきて、開封されて設計図が出てくると、工場のコピー機はひたすらこの設計図をコピーし、機械は設計図どおりにダンボール箱を生産してしまいます。  これがウイルスの複製です。  ま、細かい専門的な話をすれば、ダンボール箱が風呂敷で包まれていたり(それも紙製の風呂敷かな?)する種があったり、中の設計図が熱転写紙の種があったり、熱転写でもさらに白黒反転かどうかという種類があったり、なので設計図を熱転写紙にコピーするハンディコピー機がダンボールの中に一緒に入っている種があったり、1枚じゃなくて8枚とか10枚とかに分かれている設計図があったり、とこれはこれで非常に多種多様です。

gray-swan
質問者

お礼

わかりやすい回答ありがとうございました。 学校の先生もこれくらいわかりやすく話してもらえればありがたいんですけどね。 たぶんテストも完璧です!ありがとうございました!

その他の回答 (1)

回答No.1

ウイルス (virus) は、他の生物の細胞を利用して、自己を複製させることのできる微小な構造体で、タンパク質の殻とその内部に詰め込まれた核酸からなる。ウィルス、ビールス、濾過性病原体、病毒と表記することもある。 真正細菌 (しんせいさいきん、英語 bacteria(複数) ; bacterium(単数) ; eubacteria(複数) ; eubacterium(単数)) は生物分類上のドメインの一つであり、古細菌が持たないアセチルムラミン酸を含んだ細胞壁を持つ原核生物のこと。バクテリアとも呼ばれる。細胞外マトリクスの構造の違いによってグラム陰性菌とグラム陽性菌に分類される(グラム染色)。植物や動物とは異なりきわめて多様な代謝系や栄養要求性を示し、生息環境も生物圏と考えられるすべての環境(主として水圏)が含まれる。また物質循環においても有機物の分解過程という重要な位置を占めている(硝化、脱窒過程など)。 yahooで検索を掛ければ、もっと詳しく解説していますよ。

gray-swan
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 生物は自分にとって用語から難しいです・・・ 検索して勉強してみます。

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