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負の摩擦量を考慮すべき粘性土層の地盤
建築士独学中です。 「地盤の先行圧密応力以上に荷重が加えられる場合、洪積層とみなされる粘性土層では、負の摩擦力を考慮する」 とありました。 洪積層に引っかかったのですが、 洪積層でなく土丹層の粘性土層でもネガティブフリクションを考慮すべきですか? 単なる問題の撹乱でしょうか?
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ネガティブフリクションは、軟らかい地盤に支持杭を打設することにより、杭周辺が地盤沈下するときに、杭に対し下向きに作用する摩擦力のことです。土丹層のような硬い層だと、杭周面の地盤沈下など起こりようがありません。よって、土丹層ではネガティブは考慮しません。 あと、洪積層はおおむね圧密などが完了している場合が多く、ネガティブは考慮しない事が多いと思います。もっぱら、沖積層で未圧密の軟弱層で考慮するものです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 土丹層はほぼ無条件で考慮せず、洪積層の場合は条件付で考慮が必要って感じなんですね。分かりやすかったです。