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PBSとTBSの使い分けについて

パラフィン固定切片の免疫染色をしています。 HRPを用いて、DABで発色するプロトコールでは、 PBSのみを洗浄に使っていますが、アルカリフォスファターゼを用いて、 ニューフクシンで発色するプロトコールでは、 PBSで洗浄後、さらにTBSで洗浄しています。 なぜ、二つの緩衝剤を使い分けるのでしょうか? どなたか免疫染色に詳しい方、回答頂ければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ebikichi
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回答No.1

リン酸がアルカリフォスファターゼを阻害するからです

sakahiros
質問者

お礼

ありがとうございます。 それですと、TBSのみを使用した方が良いように思うのですが、 アルカリフォスファターゼを使うプロトコールでは、 PBSとTBSのどちらも使うようになっているのです。 そこに意味はあるのでしょうか?

その他の回答 (1)

  • ebikichi
  • ベストアンサー率35% (75/213)
回答No.2

ELISAやWBは最初から一貫してTBSを使うこともありますので、 Trisが抗原抗体反応を阻害することはなさそうです。 これに対し、組織切片の免疫染色ではほとんどがPBSを使っているようです。 組織切片については経験があまりないので、お答えできませんが、 Trisが組織障害性を持つことに何か関係があるかもしれませんね。

sakahiros
質問者

お礼

ありがとうございます。 今日、新たに発見したプロトコールをみると、 アルカリフォスファターゼを用いた免疫染色ではTBSのみを使用するようです。 また、その注意書きとして、リン酸がALPを阻害することも書かれていました。 TBSのみを使った染色をしてみようと思います。

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