- 締切済み
《 I requested of him that ・・》 のような表現のことで
たとえば、【 彼に・・することをリクエストした 】というのは、 that 節を使う場合は、 【 I requested of him that ・・ 】のようになるんだと思いますが、 こんな風に of が使われるのはどうしてなんだろう、という気もしまして、 (たとえば to him とかはだめなんだろうかとか、..) お分かりのことがありましたら、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (20)
- 専門家の回答
みんなの回答
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
request にはof の他に from が使えますね。 この場合の of は from 同じ意味だと考えてください。出発点を表します。 a man of the space = a man from space ここからが日本語との差になりますが、request した結果、彼から自分の方へ来るものが that 節になります。 日本語では、「かれに要求した」となりますが、この英語では「彼から・・・が来ることを要求した」というイメージで使っているようです。
- Audrey_Carville
- ベストアンサー率29% (11/37)
また同じ者です。やはりそうです。これはどんなに文法的に精緻に考えようったって、合理的な説明は不可能です。 ただ、ある動詞は of と相性がよく、イディオマティックであり、他の動詞は合わない、あるいは堅苦しくなる、とのことのようです。法則性は見つかりません。 文法は確かに理解を助けることも少なからずですが、限界があることも認識することが大切です。 ましてや Google を主体に論を組み立てるのは脆い梁で建物を支えるかの如くです。
- Audrey_Carville
- ベストアンサー率29% (11/37)
えっと、前回の私の意見はちと無責任だなと反省しましたので、もう一度トライさせてください。 たしかに、名詞を修飾するタイプでは、of は堅苦しい、フォーマルな感じを与えません。 That's a lot to ask of me. しかし I ask him of a question. の形では、たちまち奇妙に堅苦しい文になるのです。なぜでしょう? やはり、これはパレートの法則じゃないでしょうか?つまり、同じ言い方が可能なんだけれども、他に「圧倒的に」ポピュラーで自然な言い方がある場合、そっちを使わないと変(か改まった感じを与える)になる、という法則です。 Thank you pretty much. は文法的には可能だけどそういわない、もし言えばかなり変、なのは文法的には説明できません。 でも、パレートの法則なんだ、としたら簡単に説明ができます。他に定まった、よりポピュラーな言い方があるからです。 という説明はどうでしょうか?
- Audrey_Carville
- ベストアンサー率29% (11/37)
一生懸命に回答なさったかたの親切心と探究心はすごいですが、そんなに難しく考える必要はないんです。 ただ、そのような of の用法は、たいへんフォーマルで堅苦しい、とだけ覚えておくとよいです。 ね、簡単でしょ。あながち間違ってないと自負します!
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
もう少し、目的語駆動力についてです。 I believe him to be honest. はOKで、 I believe him to play tennis. はだめとされています。これも、一種の目的語駆動力と言う考え方で説明されます。つまり、to be ... は、状態であるため、駆動と言う感覚ではないのです。そして、だからこそ、believe という、駆動と言う感覚の無い動詞に使うことが出来るのです。 逆から言うと、I believe him to play tennis. は、これから彼がテニスをするように自分が彼に「信じる」と言う働きかけをする、と言う意味になってしまい、それが、「信じる」と言う意味にそぐわないのです。 しかし、I believe him to have played tennis. はある程度OKだといわれています。これは、過去のことなので、これから駆動すると言うイメージは無く、過去のことつまり事実、言い換えれば、状態化したものを述べると言う感覚になるからです。 believe のほかにも同様な制限がある動詞は結構あります。 このto be, to have done はよくて to do はだめなのはなぜかと言うご質問が過去あったのですが、自分はそれに対して、以上のような答えはせずに、ある意味、ぼかして答えていました。申し訳ないとは思っていたのですが、そんなに時間がかからずに自分の文法理論を書いた本を出せると考えていて、それまで待っていただきたいと思っていたのです。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
ある程度時間が出来たので、もう少し補足して置きます。No.14で触れたことのある意味応用編のようなものです。 目的語駆動力のような感覚は、目的語が無くても、文型の理解に役に立ちます。 たとえば、advocate と言う動詞ですが、Cambridge のInternational Dictionary of English には、She advocates taking a more long-term view. と言う例文が載っています。つまり、advocate to take ...と言う形はとらないと言うことなのです。 なぜ、advocate to do がだめかと言うと、一般に、主語+動詞+to do と言う形は、主語が to do と言う行為を直接すると言うニュアンスがあり、advocate には、「提唱する・唱導する・賛成する」のような意味しかなく、自分が直接やると言う意味ではないから advocate to do がだめなのです。 では、なぜ、これが目的語駆動力と関係があるかと言うと、対象の一般性のようなものが関係があるのです。advocate は、「一般にこれがいい」とか「社会全体にとりこれがいい」のような意味で使い、「彼にとってこれがいい」のように、特定の対象に対してどれがいいと言う意味で使うことは無いのです。つまり、特定の対象(目的語)が無いため、駆動対象が無いと言うイメージなるわけです。(これが、第5文型で使わない理由となります) 翻って、駆動と言う感覚は、何かに対して、静止している状態から動かすというイメージになります。つまり、どうしても、現状から遠い、つまり、静止から動きへ変化するので、現状そのものではないのです。そのため、いろいろな使役動詞では、補語部分に to do の形が来るのですが、 advocate は、そういった駆動対象そのものを持たないため、単に、事実として「いいと判断すること」を名詞として示すわけなのです。 つまり、He advocated to do... だと、「彼がdoする」と言うこと以外に、提唱する内容自体が、何か今のことではない、何か遠い実現できないようなもののようなイメージになるのです。それに対して、He advocated doing...なら、doing と言う名詞形なので、もうすでに実際にやってみたことがあると言うようなイメージになるわけです。 日本語で考えると、あたかも、将来のことなので to do を使うのかと感じる動詞が他にもいろいろありますが、上のような理解の仕方で、ほぼ完全に正しく使えるようになるはずです。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
多少補足して置きます。 目的語駆動力と言う考え方と、名詞節の独立性、目的語+to不定詞(または原形不定詞)の被駆動性(つまり、動詞によって駆動されやすいその度合いの意味)の組み合わせにより、ほとんどの動詞の動詞パターンを説明することが出来ます。なぜ、hope+目的語+to do の形が取れないのか、などその説明が非常にきれいに出来ます。 たとえば、want は、「望む、要求する」のような意味で、目的語駆動力が非常に高いのです。その結果、I want him to go there. のような形が出来ます。しかし、hope は、「現実的な訳、実現可能性を証明する根拠のようなものが無いまま、希望する」と言う意味なので、当然、目的語駆動力がほとんど無いのです。その結果、I hope him to go there. のような文型は取れないのです。しかし、目的語+to do ではなくて、that節なら、駆動すると言う意味は無くなり、単にある情景を望んでいるだけなので、hopeの目的語として成立できるわけです。つまり、反面から言えば、だれでも、どんなことでも願うことは出来るわけで、その「願う」という意味を表現する言葉がhopeということです。 反対に、駆動力の高いwantは、that節を取ることが出来ません。I want that he go there. のような文章は、駆動力の対象となる目的語が無いわけで、駆動力が空回りする印象になるからです。that節は、一種の文章であり、駆動する対象ではないのです。 want と hope を駆動力と言う視点でもっと強いものと弱いものの両極端とすると、advise は、その中間と言えます。つまり、目的語に何かをしてもらいたいと言う圧力を与えるイメージがwantほどではなくても、かなりあるのです。「忠告する」というのは、単に、何かを解決する方法を述べているのではなくて、友人関係とかで相手と何か関係性があり、「こうしてほしい」という気持ちがもともとあるはずですから、目的語駆動力がある程度あるとイメージするわけです。その結果、I advised him that he go there. も、I advise him to go there. も、I advised that he go there. も I advised going there. も許容されるわけです。 このほか、いわゆる高校でやる動詞の語法については、ほとんど、目的語駆動力と言う考え方と、名詞節の独立性、目的語+to不定詞(または原形不定詞)の被駆動性と言う考え方で説明がきれいに出来てしまいます。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
こんにちは、ご回答が遅くなってしまいました。 >> I requested of him that ....の場合は、「お願いする」、 >> 「要求する」と言うだけで、要求内容が移動するわけではありませんから。 >recommend の場合は、 >I recommended to him that ... >のように to him という形が使われると思いますが、 >おっしゃる説からすると、 >このケースについては、どういう説明になりますでしょうか ? 最初に、確認しておきたいのは、I request of him that... も、そして、今回の、I recommend to him that... の形も、通常はまず使うことがないということです。それだけ、recommend to him that... のような形は、形式ばった、もって回った言い方のような感覚があるはずだと思います。 1.基本的に、recommend to の、toの使い方は、talk toとかspeak to と同じ感覚です。動作の対象がいろいろあり、その中から対象を選択するというものです。listen to ... のto と同じと言うほうが、感覚がより近いかも知れません。 2.No.9の回答で「make a request toとすれば、toが使えます。これは、名詞になることによって、要求内容が移動するというイメージになるためです。」と書きましたが、これは、名詞になったことで、ものと言うイメージが強くなり、それが、郵便物が配送されるかのようなイメージで、a request to ... と言う表現形式で使えるというと言う意味です。recommend についても、同様に、名詞にすることで make recommends to (人・組織)が使えます。 3.request とか、recommend と言う動詞の使い方を覚える時に一番問題になるのは、これが第4文型で使えないと言うことです。つまり、I recommend him that he go there at once. のような文は間違えになるのです。これは、request もrecommend も、提案、推奨しているだけで、一体性、既遂性のようなものが無いからです。逆から言うと、第4文型と言う表現形式は、二つの目的語が直接並ぶことによって、一体性、普遍性のようなものが強調され、たとえば、He taught me English. と言う文は、「私が英語を身につけた」度合いが、He taught English to me. よりも高いと言うニュアンスが生まれます。また、He gave me that book. は、同様な行為が結構日常的にあると言う前提があります。He gave that book to me. なら、与えると言う行為があまり無いことを暗示するか、または、その時の一回きりの「本を与える」と言う行為に注目した言い方です。つまり、recommend, request, suggestのような動詞は、提案、示唆しているだけで、行動が決定されるわけではないので、request + 目的語(人)+薦める内容 と言う語順を取りえないのです。 動詞 + 目的語(人)+薦める内容 と言う語順は、I wish you a Merry Chistmas. のように、目的語(人)と薦める内容とが一体感のある文で使われると言うことになります。 4.なぜ、I request to him とは言わずに、I recommend to him は、ある程度使われることがあるかと言うと、request には一種の目的語駆動力というか、目的語に対する働きかけの力のようなものがrecommend よりも強く感じられ、それが、request to him のようにしてしまうと、to him の持つ距離感と言うか、目的語が離れていると言う感覚と矛盾してしまうからでしょう。この目的語駆動力と言う感覚は、実を言うと、とても大切な感覚で、使役動詞などの使い方を理解するうえで、とても役に立つものです。 なお、蛇足ですが、以下のことを付け加えて起きます。 自分は、英文法の本を書くことを収入の糧にしようとしています。ところが、自分がこのサイトに投稿したことなどが、そのままではないにしろ、かなりに通った形で、出版されたりマスコミに載ったりしている様子です。もともと、このサイトに投稿されたものは、投稿者とサイト主催者以外には引用禁止であり、著作権は投稿者とサイト主催者にしかありません。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
>recommend の場合は、 >I recommended to him that ... >のように to him という形が使われると思いますが、 >おっしゃる説からすると、 >このケースについては、どういう説明になりますでしょうか ? あまりメールをチェックしていなかったので、気がつくのが遅れました。 申し訳ないのですが、今、あまり時間がありません。数日時間をください。必ず、回答をしますから。
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
No.10です。補足質問にお答えします。 おっしゃる通り、書き落としのうっかりミスです。失礼しました。 What I requested of him is that~(O) と訂正して下さい。
- 1
- 2
お礼
《I requested of him that~》というのが間違いというお話の関係で、 少し当たってみましたが、 先にお伝えしたジーニアスに限らず、研究社や旺文社のものなど、 それが挙げられている辞書は結構ありますね。 MACMILAN LANGUAGEHOUSE の、日本人の Common Mistakes を取り上げた本にも、 「request (of someone) that he (should) do」のような説明が出てきています。 request や require で、<of + 人> をthat 節の前に置いて相手を示すのは、 たぶん、言い方が堅い感じになったりで、実際にはあまり使われないのかとも思いますが、 どちらにしても、それがおっしゃるような間違った英文ということではないんだろうと、 思っているところですが。