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ポリビニルピロリドンの水溶性について…
ポリビニルピロリドンとポリビニルアルコールを水で溶かしました。 そしてら、ポリビニルピロリドンの方が先に溶けました。 何故、水酸基が多くついてるポリビニルアルコールが先に溶解せずに、ポリビニルピロリドンの方が先に溶解したのですか?? 分かる方よろしければ教えてください。
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- rick99
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回答No.1
PVAなどの高分子の場合、 ポリマーの構造が乱れてその中に溶媒(この場合水分子)が入り込んで 粘度が下がることで溶解していきます。PVAは分子内に水酸基を数多く有し、分子内・分子間で水素結合を形成するので構造が乱れにくいため、粘度が下がらずに溶解しにくいのではないでしょうか?確かに私も少し触ったことがありますが、なかなか溶けなかった経験があります。 一方、ポリビニルピロリドンは分子内に水素結合するところはないので PVAと比べ溶媒分子が入りこんで粘度が下がりやすい為、容易に溶解が進んだのではないでしょうか? このポリビニルピロリドンに良くにたポリマーである、 ポリビニルポリピロリドンはピロリドン部分がさらに架橋した構造を 持っていますが(分子間、分子内に結合を形成している)、この高分子は水に溶けません。 PVAを水に溶かしたいのであれば、温めて温水にすることをお勧めします。
お礼
ありがとうございます!! 水素結合によって溶けにくくなってたんですね。 PVAを溶かすとき、温めてからおこなってみます。