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「泣き面に蜂」の対立概念
国語の問題で、ちょっと調べてみましても、なかなか「泣き面に蜂」の対立表現はないようです。このことは、世の中一般に、持てる者はどんどん持て、持てない者は全く持てないというようなつまらない事実に帰着するのでしょう。 しかし、例外はないでしょうか。精神が病んでいくと、肉体が頑強になるとかいう荒唐無稽なことはないのでしょうが、何かあるきがするのです。また、それがなければ、本当に世の中やりきれないよという感慨を持ちます。
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「泣き面に蜂」…マイナスの状態にさらにマイナス これの対立概念とは、 ・マイナスの状態にプラス ・プラスの状態にさらにプラス ・プラスの状態にマイナス の3通りが考えられますが、質問文から、一番上のものであると考えます。 泣くという言葉を残して考えると、聖書にある金言「泣く人は幸いである、その人は慰められる」というのが思い浮かびます。 発想を少しずらして見ると、「泣き止むためには泣いている必要がある。泣いていない人は泣き止むことができないという点で損をしている」ということになると思います。 不運にある人を励ますようなことわざとして、「転んでもただでは起きない」「損して得とれ」などというものがあります。 「泣き面に蜂」と対立概念であるとは言えないかもしれませんが、蜂というのが人間にとって不測の力(他力)であるのに対し、それを克服していくのは自力本願であるということなのだと思います。 bossambaさんがそれがなければやりきれないと感じている「それ」というのが、他力による救済なのであれば、それはどうすることもできませんね。しかし、それを補う自助努力があります。 希望はそこに残されているのかもしれません。
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- littlekiss
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こんばんは、bossambaさん。 『泣き面に蜂』…『よわり目にたたり目』と、何やら悩める顔が思い浮かびそうな。「よわり(弱り)」の「り」を「い」と、見間違うと「よわい(齢)」と。書き間違えてあわわぁ。後で気づいたところで時すでに遅し、後の祭り。デフレスパイラル、連鎖倒産…泣き面に蜂。デフレとくりゃインフレ。インフレスパイラルとくりゃ、『腹の皮張れば目の皮たるむ』トシやね。メタボリックシンドローム。はた、と、体に目をやればこれまた泣き面に蜂と。どないやねん! 日々の健康管理がキーになる。 http://www.nira.go.jp/newsj/seisakuf/03/h01.pdf
お礼
デフレスパイラルこそ、おそろしいんです。いやなんですよ。
- ringouri
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「泣き面に蜂」は「よくないことの上にまた不運・不幸が重なる」【新明解国語辞典】ということで、負のスパイラルに落ち込むことですかね。 「対立概念」の意味が明確でないので、 はじめは、単に「反対概念」の意味で、正のスパイラルに関する表現かと思い、「笑う門に福来る」を連想しました。 しかし、「精神が病んでいくと、肉体が頑強になるとかいう...」と書かれていますので、何か別の意味で「対立概念」を考えていらっしゃるようで、迷います。 この例からは、あなたの「対立概念」が「一見不幸・不運のように思える現象が実はポジティブなスパイラルに導く」ようなものだと想像するのですが、それならば、他の回答にもあるような、「塞翁が馬」的な表現でしょうか。あとは「損して得をとる」くらいしか連想できません。 【蛇足】「精神が病んでいくと、肉体が頑強になる」というようなことは聞いたことがないですし、現実にはその逆の場合が多い感じですね。 しかし、「健全な精神は健全な肉体に宿る(べし)」は逆説的に、「健全な精神は健全な肉体に宿らない」を前提にしたシニカルな表現だと聞いたことがあります。「健全な精神は不健全な肉体に宿る」が真だとすれば、その対偶命題である、「健全な肉体には不健全な精神が宿る」もまた真ということになります!?
お礼
対偶命題とか思い出しました。でも、反語的な言い回しでもあったのですね。そのような深いメッセージは私は受け取れませんでした。塞翁が馬は一番妥当なのかもしれません。
- 8942
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泣きっ面に蜂の反対の意味かどうかわかりませんが ネガティブフィードバックという言葉が思い浮かびました。 園芸や農業の世界では忌地やアレロパシー 困難を乗り切って強くなるシステムなら免疫もそうじゃないかな あんまり的は得ていないかも知れませんが・・ふと思いついた事を 書きました。
お礼
免疫ですね!抜けていました。そこはデフレスパイラルから抜けていますね。
>「泣き面に蜂」の対立概念ですね。 「泣きっ面に蛍」 …ええっと、肉体は病んでいくのに精神は頑強(光源)になる例え。
お礼
蛍もいい表現ですね!
人間万事塞翁が馬などはどうですか。一得一失というのもありますね。急がば廻れというのもあります。楽あれば苦ありとか。地獄で仏というのは少し違いますか。
お礼
そうですね。その辺の言い回しがありました。あと、転んでもただでは起きないですとか。いやあ、助かります。
《蜂》の事態は いま措いて考えます。 なぜ・何で 《泣く》かだと思います。 まづこれも 不可抗力による事態によって泣く場合を措いて考えます。 そうしますと 結論から言って 《持てる者》も 《泣く》事態を伴ないつつ 持てる者になった場合があります。このような場合の存在が いちばんの救いであるように考えるのですが。 親の代からの持てる者の場合も別だとするわけですが。
お礼
もっと一段階高いところから考えると、お答えのようにも考えられますね。たいへん参考になります。何事も平面的に受け取ってはいけないのかもしれませんね。この例では、そんな(つらいことが転化する)救いもあります。
- hakobulu
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「>持てる者はどんどん持て、持てない者は全く持てないというようなつまらない事実に帰着する」 ということとは少し違うような気がします。 私などは、たとえ「持てる者はどんどん持て」であっても気にならないし、「持てない」からといって泣き面になったりはしません。 また「全く持てない」のが蜂とも思いません。 「>全く」が文字通りであればまた話は別でしょうが。 捉え方だけの問題ではないでしょうか。 「持つ」ことが必ずしも幸せとは限りませんから。 「持てば幸せになれる」という認識自体が現代社会の生み出した「>病的大嘘認識」だと思いますね。 国語的な泣き面と蜂は並行してやってくるわけですが、現実的には、蜂は泣き面を好む、ということになっているような気がします。
お礼
何を幸せにとるか、心の持ちようが大事だということにいまさらながら気付きました。一般庶民的平凡人的感覚の上で考えると、泣き面はどうしてもマイナスしかないように思ってしまいがちですよね。そういう浅い観点からしか考えないのは、ダメですね。蜂は、そういう浅ましいものを好むということになるのかもしれないですね。
- shift-2007
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ああ正負の法則 美輪 明宏著 こんなのどうですか。 苦あれば楽あり、はある意味真理だと思うんですが。
お礼
時間的スケールを長く取るとそうなってくるのかもしれないですね。大切なことを気付かせていただきました。
- nacam
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質問を見まして「棚からぼた餅」が思いつきましたが、完全な対立表現ではないとしても、かなり対立的な内容かと思います。
お礼
私独自に「泣き面にぼた餅」なんて作っているんですけどね。。。
お礼
マイナスからプラスをイメージしています。マイナスにプラスの萌芽ってないのかなと?自力と他力、似て非なるものかもしれないですね。そこがこの問題の解決点なのかもしれません。たいへん示唆に富んだご回答をいただきました。「転んでもただでは起きない」「損して得取れ」ありますね。確かに反対のいいまわしです。