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微積分の理論を展開するのに必要な構造

「実数体や複素数体上で展開される微積分と同じような話を集合A上でできないか?」ということが、ふと疑問になったので質問します。 少なくとも収束等の議論および演算が必要になると思われるので、私は位相構造と代数構造を決めてやる必要があると思います。 一般に、集合A上で普通の微積分と同じような話をするには最低限、Aにどのような構造を定めたり、またどのような概念が必要なのですか? ここでの「普通の微積分と同じような話」とは、実数体や複素数体上で展開された微積分における微分や積分(私はルベーグ積分は名前程度しか聞いたことがないので、ここでの積分とはリーマン積分のことであると考えてください)の定義を、自然に拡張してA上で定義するといった意味で、普通の微積分と同じような話です。 質問の内容が伝わりにくいかもしれませんがよろしくお願いします。

みんなの回答

  • tuort_sig
  • ベストアンサー率19% (17/87)
回答No.1

Aがノルム空間である必要があるでしょうね。 わかりやすく言うと、大きさの概念があり、かつ、任意の2要素を測り比べることが可能であること。そのような集合Aは微積分操作ができそうです。収束性に関しての議論は、必須ではないように思います。

gururinbus
質問者

お礼

ありがとうございます。 Aがノルム空間とは、ノルムが定義された実ベクトル空間と考えてよいのでしょうか? もしそうであるなら、Aには積の演算が定義されないので、積分を定義するのが難しい気がします。[積分をlimΣf(x){x_(i+1)-x_(i)}の代わりにlimΣ|f(x)||x_(i+1)-x_(i)|のように定義するのは変な気がします。というのは、複素数体上で複素積分をすると複素数値が出てくるのでA上で積分すればAの値が出てきて欲しいのです。] 「収束性に関しての議論」についてですが、すみません。間違えました。「極限等の議論」です。

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