• 締切済み

エマルジョン燃料(水/重油)

学問的に、全く素人ですがお尋ねします。時期が時期だけに、近年   1.研究(クリーンな排ガス90%削減、燃費ー利用熱効率が良い10~20%削減)側の成果の資料と 合わせて、   2.燃料製造側関係の実証試験の記事は見ますが、   3.使用者一般世間(個人、企業、団体、行政)関係の反応記事を見る事が有りません これは   ◎ 上記 1)2)試験が現在の一般常識で立証出来ない孤立又 は、再現出来ない。 な度の様なオカルト的な分野か?   ◎ 別な問題点が考えられるのか?

みんなの回答

  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.3

いわゆるエマルジョン燃料と呼ばれるもので、かなり前から研究されており、実は見新しいものではありません。オカルトでもトンデモ科学でもありません。 一般に燃料をボイラなどで燃焼させるときには、なるべく空気と均一に混合してやる必要があります。そうしないと、不完全燃焼が起こって黒煙モウモウとなってしまいます。ガスを燃焼させるときは、前もって空気と混合しておいて燃焼させればいいのですが、重油は液体ですから空気と混ざりません。そこで、重油を霧状にして吹き込んだり、スチームを使って分散してから空気と混ぜて燃焼させます。それでも不完全燃焼しやすいので、理論的に必要な空気より多くの空気を使って(余剰空気量といいます)、完全燃焼させることにしています。 エマルジョン燃料は燃料に水の粒をまぜたもの(日本郵船の例はこちら)、あるいは逆に水の中に燃料の粒をまぜたものです。これをボイラに送り込むと、熱で水分が蒸発してはじけます。すると燃料が細かい霧状になって分散します。その結果、空気と均一に混ざるので、不完全燃焼が起こりにくくなり、そのため余剰空気量を少なくすることができます。空気を少なくすると排気ガスも少なくなるので、排気ガスと一緒に外に持ち去られる熱が少なくなり、その結果、燃費が良くなるのです。 また、ボイラの中では空気中の窒素と酸素が反応して窒素酸化物という有害物質が形成されています。エマルジョン燃料では水が蒸発するときに熱を奪うのでボイラ内の温度が下がります。温度が下がると窒素と酸素の反応が抑えられ、排ガスがクリーンになります。 >使用者一般世間(個人、企業、団体、行政)関係の反応記事を見る事が有りません この技術の用途がボイラなどで、世間一般で使われるものではないからだと思います。 >一般常識で立証出来ない孤立又 は、再現出来ない。 な度の様なオカルト的な分野か? 誤解してならないのは、エマルジョン燃料では水が燃料になっているわけではないということです。ときどき、水を燃料にすると称してガソリンに水をまぜて自動車を走らせている人がいたりします。(巧妙な人は触媒を使ったり、胡散臭い薬品や○○石を使ったりします。)たしかに自動車は走りますが、水は単に蒸気になって蒸発しているだけで燃料になっているわけではありません。この場合はトンデモ科学です。 >別な問題点が考えられるのか? エマルジョン燃料は水と混ぜても、時間がたつと分離してしまうことや、乳化剤のコストが高くなること、水分が設備の腐食の原因になったりする問題があります。そのため今まで実用化されていませんでした。 日本郵船の研究は、詳しくは分かりませんが、何らかの方法でこれらの問題を解決したのだと思います。今後に期待したいと思います。

to-tonny
質問者

補足

>使用者一般世間(個人、企業、団体、行政)関係の反応記事を見る事が有りません この技術の用途がボイラなどで、世間一般で使われるものではないからだと思います。 <素人的考えですが>   http://eneken.ieej.or.jp/data/pdf/523.pdf    頁 19/64, 23/64 で 石油系エネルギーの消費は 1)産業用+運輸 が 70% 2)民生用      30% 従って Co2 -6% 対策に対しては一般世間(個人、企業、団体、行政)が 1)に大きく寄与する学問で有るとするならば、もっと関心(啓蒙)を傾注して見る事は如何かと? 

  • poyatan
  • ベストアンサー率18% (2/11)
回答No.2

日本郵船のHPの紹介ありがとうございました。 実は質問の内容が意味不明でよく分からなかったためでした。 ごめんなさい。 質問の内容を勝手に解釈させてもらいますと、日本郵船が開発した新しい技術とは従来からの重油だけを燃料とするよりも水と混合した方が燃焼効率が良くなり結果として排気ガスも減少するという事のようです。しかしこの方法は一部では試験的に行われている程度だと思います。 1、この重油+水の新燃料の供給体制ができていない。 2、実績がまだ浅い。 3、従来の重油を供給している石油メーカーとの複雑な関係はどうするか? など難問が多く普及には時間がかかると思います。 現在のバイオガソリンも同じような問題に直面していると思います。 アルコールをガソリンに混合すると確かに二酸化炭素の排出削減にはなりますが、既存の石油メーカーはその分ガソリン消費量が減るので大変な問題でしょう。アルコールで変性したガソリンを石油メーカーが供給するといった全く日本的な状況になってしまいそうです。 長くなってしまうのでここら辺で・・・・

  • poyatan
  • ベストアンサー率18% (2/11)
回答No.1

申し訳ありませんが、内容がよく分からないのですが?

to-tonny
質問者