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エマルジョン燃料の研究ですすんでいる国は?
エマルジョン燃料なるものがあることを知りました。 日本でもいろいろな企業で「エマルジョン燃料」の実用化に向け、研究がすすんでいるようですが、世界的にみた場合、この分野の研究、実用で一番すすんでいるのはどこの国ですか? さらにどんな分野での実用が可能になっているのでしょうか?
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No.2です。どこの国での研究が進んでいるかの知見は残念ながらありません。小規模にはさまざまな国で行われているようです。大規模に行われている国の例としては、ベネズエラでオリノコタールに応用されていおり、日本でもオリノコタールを発電に使う研究も行われています。 ただ、省エネや大気汚染防止技術は他にもいろいろあります。質問者はどうしてエマルジョン燃料を次世代燃料として注目されているのでしょうか。私が知らないだけかもしれませんが、もし注目すべき理由がありましたら教えてください。
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- cat-food
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エマルジョン燃料については教えてGOOでも質問している人がいるので、参考にしてください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2969595.html?ans_count_asc=20 エマルジョン燃料は燃料に水の粒をまぜたもの、あるいは逆に水の中に燃料の粒をまぜたものです。これをボイラやエンジンに送り込むと、熱で水分が蒸発してはじけ、燃料が細かい霧状になって分散します。その結果、燃料と空気が均一に混ざるので、不完全燃焼が起こりにくくなります。 一般に、不完全燃焼を避けるために、ボイラでは理論量以上の空気を入れているのですが、エマルジョン燃料では、この余剰空気量を少なくすることができます。空気を少なくすると排気ガスも少なくなるので、排気ガスと一緒に外に持ち去られる熱が少なくなり、その結果、燃費が良くなります。また、燃焼温度が低くなるので窒素酸化物の発生が抑えられ、大気汚染対策にもなります。 ただし、誤解してならないのは、エマルジョン燃料では水が燃料になっているわけではないということです。ときどき、水を燃料にすると称してガソリンに水をまぜて自動車を走らせている人がいたりします。(巧妙な人は触媒や、胡散臭い薬品や「何とか石」とかを使ったり、「波動」とかわけの分からない理論を振りかざしたりします。)たしかに自動車は走りますが、水は単に蒸気になって蒸発しているだけで燃料になっているわけではありません。この場合はトンデモ科学です。aburakuniさんがおっしゃっていることはこのことだと思います。 もし、質問者がエマルジョン燃料が、水を燃料に変える技術だとお考えでしたら、それは違います。燃料消費量を数%向上させる。あるいは大気汚染防止を目的とした、非常に地道な(しかし社会にとって非常に重要な)研究です。 利用分野はボイラや自動車用エンジンですが、残念ながら、時間がたつと水が分離したり、機器を腐食させたり、エマルジョン剤にコストがかかることから、あまり実用化されていないのが現状です。
お礼
回答ありがとうございます。 素人ながら、エマルジョン燃料がどういうものであるのかは、ある程度、把握しているつもりです。もし実用化となれば、次世代燃料として注目すべきものではないかと思って質問しました。 日本では実用化に至らなくても、世界を見た場合、より研究や実用化が進んでいる国があれば教えてください。
- aburakuni
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断言してしまうと、超能力利用といった異端説に近いと思います。 昔から雨の日は燃費が伸びると言う話があり、燃料に水を混ぜる機械なるものがマルチ商法で取り扱われていました。 勿論エマルジョン化による燃料の変化について無意味と証明されたわけではなく、研究が行われている事は事実ですが、若干でも有望とされるんは「マイクロバブル」に関する分野で、噂に因れば出光が取り組もうとしている様です。
お礼
回答、ありがとうございます。 もう少し、実用化に近い燃料ではないかと思っていたのですが。。 マイクロバブルという言葉も初めて知りました。 調べてみます。
お礼
お礼が今頃になってしまいました。その後もインターネットでいろいろ調べています。他の技術についても勉強してみようと思います。ありがとうございました。
補足
cat-foodさん、お世話になっております。(もう一つの質問にも回答いただきました) バイオ燃料のことが、メディアで取り上げられているのを見たのが最初のきっかけです。例えばサトウキビを作るにもエネルギーが必要ですよね。それからエマルジョン燃料なるものを知り、ネットで調べたところ、実用化に向けて研究・開発をしている会社がいくつもあることがわかりました。現段階では、実用化は難しそうですが、昨日5月30日付けの日刊工業新聞にも、この関連の記事が出ていました。 私はまったく素人ですので、注目すべき理由なんて挙げられるようなことはないんです。ただ、私にとってこの分野は目新しいことばかりで、おもしろがって調べています。