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「ご」という丁寧語の使い方
メールをしていていつも使っている「ご」の使い方が分らなくなってしまった ので教えてください。 メールしているとよく相手様から「またこちらからご連絡さしあげます」 といった感じでいただくので自分もしばしば「また追ってご連絡差し上げます」 とかいう使い方してしまうのですがこれってあってますでしょうか? 「ご」というのは自分が言う言葉に使うべきではないのかな?ってメールの最中ふと思ってしまいました(汗) この場合って「ご」をとって「連絡差し上げます」って書いちゃっていいものでしょうか? よくテレビやマスメディアの世界でも「ご提案申し上げます」とか 「ちょっとご質問させてただいてよろしいでしょうか?」って言っているのを見かけます。 ここら辺は曖昧なのでしょうか? どうぞご教授願います。
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私が思うには、 「またこちらからご連絡さしあげます」←OK 「また追ってご連絡差し上げます」←OK 「連絡差し上げます」←OKかもしれませんが違和感あり 「ご提案申し上げます」←OK 「ちょっとご質問させてただいてよろしいでしょうか?」←違和感あり となります。 http://home.alc.co.jp/db/owa/jpn_npa?stage=2&sn=79 ↑ここの記事の1段落目の説明は、私の考えと一致しています。 http://nihongo.ashir.net/qandaDisp.php?id=152 ↑こういうのもありましたが、サ変動詞うんぬんを持ち込んだの説明には無理があると思います。
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「ご」は「美化語」と呼ばれます。 どんな名詞につけても可能ですが、常識的な範囲内でのみ可能です。意味論の制約があるだけで、基本的には自由です。 胸をはってお使いください。
お礼
安心しました(^-^)どうもありがとうございましたm(_ _)m
補足
安心しました(^-^)どうもありがとうございましたm(_ _)m
- kyouzaiya-k
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「お/ご」は、尊敬語、謙譲語、丁寧語、美化語を作ります。 尊敬語・・・先生の【お話」。 謙譲語・・・先生に【お手紙】を書く。 丁寧語・・・今日は【お暑い】ですね。 美化語・・・【お菓子】を食べたいな。 以前御回答申し上げたものを下に貼っておきます。参考になさってください。 >>先日発表された「敬語の指針」(平成19年2月2日 文化審議会国語分科会答申 全文はURL参照)の39ページに、Q&A形式で、次のようにあります。以下、【 】内引用で、( )内は原文通り、〔 〕内は私の付けた補注です。 【自分のことに「お」や「御」を付けてはいけないと習ったような気がするが、「お待ちいたしています」や「御説明をしたいのですが」などと言うときに、自分の動作なのに「お」や「ご」を付けるのは、おかしくないのだろうか。これは、どう考えたら良いのだろうか。 解説 自分側の動作やものごとなどにも、「お」や「御」を付けることはある。自分の動作やものごとでも、それが<向かう先>を立てる場合であれば、謙譲語I〔動作が向かう相手を立てる謙譲語。聞き手(読み手)に対する敬意を表す謙譲語IIに対する用語〕として、「(先生を)お待ちする。」「(山田さんに)御説明をしたい。」など、「お」や「御」を付けることには全く問題がない。また、「私のお帽子」など、美化語〔丁寧語から分離した概念。敬意の向かう対象に対する敬語ではなく、物事や動作を丁寧に美化して表す敬語〕として用いることもある。 「お」や「御」を自分のことに付けてはいけないのは、例えば、「私のお考え」「私の御理解」など、自分側の動作やものごとが相手側や第三者に直接かかわらない場合で、自分側の動作やものごとを立ててしまう場合である。この場合は、結果として、自分側に尊敬語を用いてしまう誤用となる。】 ご質問の場合、「連絡(する)」は、自分側から相手側(敬意の対象)へ直接かかわる動作であり、謙譲語Iにあたるので、「御」を付けて「ご連絡いたします」としても何ら問題ないということになります。 上記分科会のメンバーでもある菊地康人氏は、「敬語」(講談社学術文庫)の中で、謙譲語として認められる形として、次のように述べています。 「動詞の一般形としては、「お/ご~する」「お/ご~申し上げる」。単純に「お/ご」を付加した形としては、「先生にご案内/お手紙をさしあげる」あるいは「先生へのご案内/お手紙」という場合の「ご案内/お手紙」のように、動作の向かう先や物の受け取り手を高めるもの」。形容詞の例としては「おうらやましい・おなつかしい」 「お世話する」は、謙譲語の一般形「お/ご~する」の形ですから問題がないということは言うまでもありません。 一応まとめておけば、「御(お・ご)」という接頭語は、尊敬語、謙譲語、丁寧語、美化語のすべてを作れる、ということになります。ただし、すべての動作やものごとに付けられるわけではなく、条件があるということは、上記引用部分に書かれているとおりです。 ご質問の「お世話」や「お電話」「お手紙」などは、同じ形で二(三)つの敬語の種類になるので、送り手の側(話し手・書き手)も受け手の側(聞き手・読み手)も注意しなければいけませんね。 ・「先生からお電話をいただく。」・・・「お電話」は尊敬語 ・「先生にお電話を差し上げる。」・・・「お電話」は謙譲語 ・「お友達にお手紙を書きましょう。」・・・「お手紙」は丁寧語(新分類法では美化語)
お礼
丁寧な説明ありがとうございます。 こんなにも種類があるんですね~。 美化語という初めて聞いたので勉強になりました。 日本語ってほんと難しいですね~。 紹介していただいたPDFも今度ゆっくり読ませていただきます。 それではありがとうございました。
お礼
早速ありがとうございます。 HP早速拝見しました。 相手との関係性が薄いかどうかで決まってくるんですね~。 書いてあることが若干難しかったのでまだ完全に把握できてませんが(汗) 私の場合、丁寧語と謙譲語の違いから勉強しないといけないかもしれません(^_^; 日本人である私でも日本語って本当に難しいと再確認しました。この度は本当にありがとうございました。
補足
ちょっと質問文章で間違いがあったので訂正します。 ×→ちょっとご質問させてただいてよろしいでしょうか? ○→ちょっとご質問させていただいてよろしいでしょうか? 「い」が抜けてました。すみませんm(_ _)m それと↓の「回答へのお礼」で書き忘れたのですがご紹介いただいたHPを見たとき、 私と同じ疑問を持った人がいるんだ~と妙な親近感を持ちうれしく おもいました(^-^) 私の疑問とジャストフィットしたページを教えていただき本当にありがとうございました。