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くじら構文について
no more than = not ~ any more than と教科書にありますが no less than = not ~ any less than が参考書を探してもありませんが 非文なんでしょうか。
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NO3です。wind-sky-windさんの書かれている通りですね。「no less than」は、標準で載っているはずです。 勘違いしたまま、回答して申し訳ありませんでした。たしかに、私は「no less than」しか確認をしてませんでした。そこで、改めてNO3の文法書(江川泰一郎著英文法解説です)で「not any than」を確認してみました。次のような記述がありました。 《参考》no less thanはnot ~ any thanの形で出ることはまれである。 I doubt whether moral excellence is any lessa gift than beauty.People are born good, as people are born beautiful. (徳性は美貌と同様に、生まれつきのものではないかと思う。美人が生まれつきなように、善人も生まれつきである) 例文の「doubt」は斜字体になっています。おそらく「not」に準じるということでしょう。 「まれ」ということは、「ありうる」ということを示唆しているので、「no less than ⇒ not ~ any than」も非文とまでは言えないように思います。ただし、実際にはあまり使われないため参考書などには載っていないのだと思います。 ★おそらく、入試等のテストに出ることもないのでは?
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- wind-sky-wind
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ご質問は,おそらく, not ~ any less than についてではないでしょうか。 no less than が参考書に載っていないはずはないですので,no less than そのものについては問題でなく, no more than については not ~ any more than でも同じと書かれているが, no less than については,not ~ any less than が書かれていないということがお聞きになりたいのでしょう。 not ~ any less than も可能です。こちらの方が強意的になるという点も,no more than の場合と同様です。
私の持っている文法書には、 Good sleep is not less important than good food. よく眠ることはよい植物を食べるのと同じように大切である。 A whale is no less a mammal than a horse is. 鯨は馬と同じで、哺乳類である。 の例が載っています。非文ではありませんね。NextStageの198にも「よい友人との付き合いはお金を稼ぐのと同様に大切なことである」という龍谷大の整序問題が載っています。
- go_urn
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No. 1です。No. 1の続きとお考え下さい。 さて、御質問の肝腎なところは、 no more ~ than ...= not ~ any more than...と同じように、 no less ~ than ...= not ~ any less than... という構文があるのかということですね。 当然あります。 例えば、He is no less poor than I am. は、「彼は俺と同じくらい貧乏だ」となります。 デリケートなことは、A is no more ○○ than B is. も、A is no less ○○ than B is. も「同じだ」「かわりゃしない」という概念を表現している訳ですが、○○という要素についての扱いが逆になります。どういうことかというと、 (c) He is no more rich than I am. (d) He is no less rich than I am. この2つを比べますと、(c) は「彼は俺と同じくらい金持ちでない」でしたね。ところが(d) は「彼は俺と同じくらい金持ちだ」となります。つまり、no more ○○ thanのほうは、○○の要素のなさ加減で同等、no less ○○ thanのほうは、○○の要素のあり加減で同等、というふうに図式化できると思います。 比較の構文は、本当に紛らわしいものです。何度も何度もイメージを確かめながらモノにしてください。
- go_urn
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こんにちは。 「くじらの構文」というのは (a) A whale is no more a fish than a horse is. (b) A whale is not any more a fish than a horse is. ですね?僕もやりました。 この構文、素人英文法ですが、2つ用法があると思うんです。 (1)本気で比較している場合 (2)本気ではなく、修辞的に(1つの形容として)言っている場合 (1)は、例えば、 He is no more rich than I am. (彼は、私と同じくらい貧乏だ。) これは、彼の経済状況と、私の経済状況を本気で比較して、大差ないと結論していますね。しかし (a) の文を見て下さい。これは、鯨が魚である度合いと馬が魚である度合いを本気で比較しているでしょうか?NОですね。馬が魚? この文では、鯨は本当は哺乳類(mammal)ですが、海を泳いでいるんで、魚かなと思っている人が意外に多い。そこで、「ねえ君、鯨は魚じゃないんだぜ、それは馬が魚でないのと同じことなんだ」とちょっと気の利いた科白として意図されていますね。こういうときの訳は、(1)のように△「鯨は、馬と同じくらい魚でない」と訳すと、ちょっと分かりづらい。そこで、「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じことだ」という受験英語的定訳になるわけです。 つまり(2)は、A is not ○○.ということを相手に機知を利かせて話すときに、明らかに○○でないものであるBをもってきて((a)の例ですと○○=fish; B=horse)A is no more ○○ than B is. という文を作っているんですね。 ちょっと長くなりましたので、「くじらの構文」の解説でひとまず切ります。