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音読みと訓読みの見分け方
学校の漢字のテキストの中に、音読みか訓読みか判別せよ。のような問題があるのですが、音読みと訓読みの判別方法がわかりません。 歯がたたないので分かる方がいらっしゃいましたら回答お願いいたします。
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音読みは一拍「歩(ほ)」「社(しゃ)」か二拍「説(せつ)」「塾(じゅく)」しかありませんので、 「形(かたち)」、「椿(つばき)」などは訓読みです。 (A) 読みが二拍の場合 まず 1. 「ん」で終わるものは全て音読み。「運(うん)」「番(ばん)」「縁(えん)」 2.「きゃ」「しゅ」「ちょ」などの拗音を含むものは音読み。「客(きゃく)」、「蝶(ちょう)」 3.濁音やラ行で始まるものも訓読みはまずありません。「毒(どく)」、「台(だい)」、「陸(りく)」、「列(れつ)」、「蝋(ろう)」 次に 4.音読みの末尾に来る字は「ツ、チ、ク、キ、イ、ウ、ン」の七種類しかありません。 (「ツチクキイーウン〔土茎いい運〕」などの語呂合わせで覚えてください。) したがって、「夢(ゆめ)」、「里(さと)」、「春(はる)」などは音読みではあり得ません。 紛らわしいのはその条件に当てはまっているものです (「ん」はA-1により音読み)。 下記の例の場合、括弧内の読みから錯覚しやすいと思います。 「蜜(みつ)」は音読み、「辰(たつ)」は訓読み (「蜜豆」「蜂蜜」) 「鉢(はち)」は音読み、「蜂(はち)」は訓読み (「鉢巻」「すり鉢」) 「幕(まく)」は音読み、「枠(わく)」は訓読み (「黒幕」/「枠外」) 「席(せき)」は音読み、「関(せき)」は訓読み (「関所」) 「塀(へい)」は音読み、「灰(はい)」は訓読み (「板塀」/「灰褐色」) 「塔(とう)」は音読み、「夕(ゆう)」は訓読み (「夕刊」「夕食」) (B) 読みが一拍の場合 これが難しいのです。 A-2、A-3により「社(しゃ)」、「碁(ご)」、「櫓(ろ)」などは音読みと判定できますが、それ以外はどちらもあり得るからです。 * 特に間違えやすいのは「場(ば)」で、例外的に濁音でも訓読みです。 「場所(ばしょ)」、「職場(しょくば)」などにより、音読みと錯覚しやすいのです。 「絵(え)」は音読み、「江(え)」は訓読み 「夜」の「や」は音読み、「よ」は訓読み 「戸」の「こ」は音読み、「と」は訓読み ◇最終的には漢和辞典で確認するしかありませんが、 ・同じパーツを含んだ同音、類似音があるものは音読み 「職(しょく・しき)」と「織(しょく・しき)」、「馬(ば・ま)」と「罵(ば)」 「塀(へい)」と「併(へい)」、「蜜(みつ)」と「密(みつ)」 ・もう一つの読みと比べてみる 「関」は「せき」のほかに「かん」の読みがあり、「関係(かんけい)」などの熟語から、「かん」が音、「せき」は訓と判定。 「場」は「ば」のほかに「じょう」の読みがあり、「戦場(せんじょう)」などの熟語から、「じょう」が音、「ば」は訓と判定。 「絵」は、「絵画(かいが)」の「かい」が音で、「絵巻(えまき)」「墨絵(すみえ)」などの「え」は訓だと考えがちですが、 これは漢音「クワイ」、呉音「ヱ」に由来し、どちらも音なのです。 「会社(かいしゃ)」と「法会(ほうえ)」「一期一会(いちごいちえ)」 「回転(かいてん)」と「回向(えこう)」 とくに「絵」のほうは適当な訓がないため、音に訓のはたらきをもたせて使います。 「菊の絵」の「きく」も「え」も音ですが、訓のはたらきをしています。 これは余談ですが、「当用漢字音訓表」では「奥」の読み「オク」を誤って音としていました。 「ツチクキイウン」に該当し、「奥義(おうぎ)」を「おくぎ」と読むこともあるので、「憶」「屋」などの連想から錯覚したのでしょう。 「常用漢字表」では訂正されています。
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- zaqxsw
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Q【音読み】と【訓読み】の見分け方って、あるんですか? ◎判りやすく解説【音読み=聞き言葉】と【訓読み=日本語訳言葉】 ◎【音読み】は、中国語としての漢字の発音に基づく読み方です。 【訓読み】は、漢字の持つ意味を日本語に翻訳した読み方です。 ◎漢字はもともと中国語を書き表すために考案された文字ですから、 中国語の発音しか持っていません。漢字が元来持っていた中国語の 発音を、日本人なりに【聞き取って発音した】=【音読み】です。 中国語の「歩」は日本人には「ホ」とか「ブ」に聞こえたのかも。 ◎中国語を日本語に訳文する際、中国語の発音だけでは不便。 中国漢字に一字毎に日本語の和訳をつける必要が生じます。 「歩」に「あるく」という和訳が必要です。 【訓読み=日本語訳】こうして生じたのが【訓読み】です。
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- RARUTO
- ベストアンサー率44% (12/27)
>音読み 主に、中国語などの発音を取り入れたもので、文字通り "音"のみで,意味はありません。 >訓読み 日本人がわかりやすいように個々の漢字につけられたその翻訳として付けられた日本語。 つまり、漢字の"意味"を表します。 >見分け方 漢字の部分のみを読んで、"意味"がわからなければ「音読み」 漢字の部分のみを読んで、"意味"が通れば「訓読み」
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- mirage-lax
- ベストアンサー率26% (4/15)
音読みと訓読みはごっちゃになりやすいですよね! 僕は新高2なんですけど、春休みの宿題ですか!大変ですよね!” 音読み→中国的な感じ 訓読み→日本的な感じ だと思います。 例えば、「守」と「行」の場合、守の音読みは、「シュ」(カタカナで表す場合が多い) 訓読みが、「まも」(る)(ひらがなで表して、送り仮名がつくばあいがほとんど) 行の音読みは、「ギョウ」etc. 訓読みが、「い」く etc.ではないでしょうか? 動詞に使われるのが訓読みメイン、単語に使われるのが音読みメインだと思います! 音読みと訓読みの説明逆だったらすいません!
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- otasuke009
- ベストアンサー率38% (234/601)
あくまでおおまかな見分け方ですが、 音読みは古代の中国音に近い読み方で、1文字の発音を「耳で聞いただけでは意味が取りにくいもの」。 訓読みはもともと日本語にあった言葉を漢字にあてて読むもので、1文字の発音を「耳で聞いたときも意味が取りやすいもの」です。 たとえば、「空」 音「クウ」 訓「そら」 「土」 音「ド」 訓「つち」 簡単な例ですが、感じはつかめるのではないでしょうか。 もちろんこの方法で見分ける力には個人差がありますし、 音読みだけの漢字には感覚的に当てはまらないものも多くあります。 たとえば、「菊」 音「キク」 訓(なし) 「キク」だけで意味がとれてしまいます。 やはりいちいち調べて確かめ、徐々に見分ける感覚をつかむしかないかと思います。
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- chuliplip
- ベストアンサー率34% (14/41)
学校でならったのは、 訓読みはそれだけで意味が通じてしまうんです。 つまり、日本語で読むということですね。 音読みはそれだけでは意味が通じないというか・・・。 例えば、 「花」これは訓読みだと、そのまま「ハナ」。 音読みだと「カ」ですね。 「草」は訓読みは「クサ」。 音読みは「ソウ」。 なんとなくわかりました?
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- akipiyo
- ベストアンサー率56% (101/180)
基本的には、 「それだけを音読して意味がわかる」のが訓読み、そうでないのが音読みです。 例えば 「湯」という字は熱湯のように「とう」という読み方とお湯の「ゆ」がありますよね。 「ゆ」という音だけ聞いて(違うかもしれないけど)お湯の湯かな?とわかるので、こちらが訓読みです。 「とう」だけでは何のことだかわからないので、これは音読みです。
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- GJS
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音読みというのは送り仮名がいらない読み方で、訓読みというのは送り仮名がないと意味がわからない読み方です。例えば「食」という漢字ならショクと読めば送り仮名がいりませんが、タべると読みたかったら送り仮名に「べる」がいりますよね?多分この説明でいいんじゃないでしょうか。
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