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「分かる」と「判る」と「解る」
タイトルの通りで、「わかる」という言葉を漢字で表すと4つあるのですが、文章を書くとき、どれをどう使えばいいかがよくわからなくて、いつもひらがなで書いているのですが、明確な違いなんかを教えていただけますとありがたいです。 特に、「分かる」と「判る」は、どう違うのかが文面から理解することができません。 まだまだ、読書不足でしょうか…?
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「分かる」は常用漢字だし、一般的で、この字を当てておけば間違いありません。事情が分かる、消息が分かる、話が分かるなど。 あとの二つは常用外漢字なので一般的ではありませんが、あえて書き分ければ、漢字の意味を考えるとなんとなく区別できます。 「判る」は「判別できる」の「判」ですので、善悪が判る、違いが判るなどでしょうね。 「解る」は「理解できる」の「解」ですので、ドイツ語が解る、意味が解るなどになります。 いずれも「分かる」に書き換えても間違いではなく、むしろ一般的です。
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- yumeoijack
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こんにちは^^ 漢字を書いても伝わらないと思います。 少なくても僕には無駄です。どれもおなじ。 「分かる」だけで書けばいいと思います。 「判る」と「解る」とかみるとすごい知ったかぶりな感じします。
- luune21
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「わかる」の語源は、「わく」からきています。これは現在、分割の意味で使う「分ける」「別ける」の「分」「別」です。そこから物事を区別・差別して分析し、理由や由来を説明するという意味がうまれたものです。 ということは、本来であれば分解するというような意味である漢字、たとえば「分」「判」「別」「理」「解」などのどれをつかってもかまわないということです。 一般的には常用漢字であることから「分」を使います。これを書いて間違いという場合は皆無です。一方、「判」や「解」を使うことは趣味の世界です。「理解」という意味を強調したいから「解」でも使っておくか、という程度のものです。 ただし、今では「別」「理」はふつう使われません。
- kyouzaiya-k
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常用漢字表で「わかる」という訓が掲げられているのは「分」だけです。学校関連の文章(作文や試験の答案など)や公用文では、「分かる」あるいは「わかる」を用いるのが無難です。新聞やテレビのテロップ(校正がざるですが)でも原則「分かる」か「わかる」を使います。私は子供向けの学参や試験の作成を仕事にしているので、専ら平仮名の「わかる」を使っています。 ただ、個人の言語生活では、「解る」や「判る」を使っても何の問題もありません。ほかのかたもおっしゃっているように、「理解する」の意味の場合は「解る」を、「判断する。区別する」の意味の場合は「判る」を使います。
- Tasuke22
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私も悩んだことがあります。正確に書いたつもりでも、 世間には通じなくてね。 今では一般的に、分かる、にしています。 判る、は国語辞典では 分かる と同じ扱いですね。 解る、に至っては国語辞典には載っていません。でも、 パズルが解けたときは、解る、を使いたいですね。 駄目押しですが、国語辞典ではこのケースでも「分かる」 です。
「判別できる」に置き換え可能なときは「判る」。 「理解できる」に置き換え可能なときは「解る」。 それ以外は「分かる」です。 ただ、面倒くさければ「分かる」に統一しても文法上は問題ありません。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 そうだったんですか!! 「解る」はなんとなく理解できたのですが、判るが「判別できる」という意味合いだったなんて! 確かに「分かる」に統一している文章も多いですよね。 参考になりました。